Books

経済学の壁 教科書の「前提」を問う

前田裕之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560094471
ISBN 10 : 4560094470
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新古典派からマルクス経済学、行動経済学から神経経済学まで、すべての学派を網羅した、はじめての経済学案内。

目次 : 第1章 経済学者の類型/ 第2章 経済学とは何か/ 第3章 ミクロ経済学の奔流/ 第4章 マクロ経済学の激動/ 第5章 「異端派」経済学の興亡/ 第6章 現代経済学の新潮流/ 第7章 経済学の多様性

【著者紹介】
前田裕之 : 学習院大学客員研究員、川村学園女子大学非常勤講師。東京大学経済学部卒業後、1986年日本経済新聞社入社。東京経済部、大阪経済部、経済解説部編集委員などを経て2021年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO

    著者は日経新聞の記者をやめて独立されていたのですね。岩井克人先生の談話集をまとめたりされていたのですが、経済学をもう少し一般の人向けに説明しようとされています。エコノミストと経済学者の切り分けも行っていて非常に斬新的な内容だと思うのですが、若干空回り気味のところがあるように感じられました。さまざまな理論やその現状を説明されているのですが話をもう少し絞った方がいいのではないかとも感じました。わたしにはいい本だと思えます。

  • Sam

    異端の経済学、最新の経済学までも視野に入れた経済学史の本であるが、元新聞記者だけあって「経済学者の類型」(経済学者とエコノミストの違い等)といった切り口は斬新だし、筆者なりの思いも込められているのもよく伝わってくるし、でも一般の人たちにもその本質を理解してもらおうという意欲も伺われる、非常に欲張った内容の一冊。結果として筆者ならではの経済学史として存在感や面白さは感じたが、一方で必ずしも理解しやすい内容にはなっていないところに一種の限界があると思う。

  • koji

    私は結構多ジャンルを読みますが、それぞれに「水先案内人」を置いています。元日経編集委員の前田さんもその一人。前田さんは金融に好著が多いですが、「経済学の宇宙」で岩井克人先生の聞き手になり経済学にも精通されています。そこで本書。Aスミスから始まる「経済学」の系譜を歴史に沿って綿密に記述していきます。正統、異端、新潮流入り乱れての論争の綿密な記述は、私の頭に混乱をきたしましたが、そのダイナミックさは十分味わいました。ただ科学を取り込み益々微細化する経済学はどこに向かうのか。マル経の復権の可能性も感じますね

  • スプリント

    経済学の知識のアップデートに最適。

  • shin_ash

    経済学がよく分からない。どこから手をつけていいかも分からない。直感だが論理なり主張なりの背景を無視して説明している印象があるので、手当たり次第だと混乱し徒労に終わりそうな気がするからだ。なので、全体感の掴める本を探していたところ本書に出会った。本書は経済学の各論の詳細には立ち入らないが、多様な学説の歴史と発展を現在までの流れて整理しますてくれるありがたい書だ。経済史の良書はあれどここ20〜50年は抜けているが本書はカバーしている。現在の主流派は何か?が疑問だったが、結局は新古典派経済学の様だ。この認識があ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items