前田英樹

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保田與重郎の文学

前田英樹

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784103515524
ISBN 10 : 410351552X
Format
：
Books
Publisher
：
Shinchosha
Release Date
：
April/2023
Release Country
：
Japan

Content Description

古典はなぜ読まれなければいけないのか。文学の真の意義とは。奈良に生まれ古典に通暁し、この国と文学のあるべき姿を終生説き続けた保田與重郎。日本浪曼派の中心人物にして、大東亜戦争を賛美した反動的思想家と見なされた彼は、本当は何を書いたのか。日本武尊、大伴家持、後鳥羽院、芭蕉、そして戦場に赴いた無数の兵士たち―彼らの魂に共鳴し続けた文学者の著作を丹念に読み、文学の本道を改めて辿る。この国に暮らし、文学の可能性を信じる人々に新たなる針路を示す、二十一世紀の必読評論。

目次 : 倭し麗し/ 「注釈」の姿を取った文学/ 雄武の悲しみ/ 恢弘の祈り/ 大君の思想（その一）/ 大君の思想（その二）/ 敗れて不滅不朽となる者/ 精神の孤島に棲む者たち/ 「道」をゆく俳諧/ 其細き一筋をたどりうしなふ事なかれ〔ほか〕

【著者紹介】
前田英樹 : 批評家。１９５１（昭和２６）年、大阪生、奈良に育つ。中央大学仏文科卒。立教大学仏文科教授、同、現代心理学部映像身体学科教授を歴任。現在、同大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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