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正岡子規 Century Books 人と作品 新装版

前田登美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784389401115
ISBN 10 : 4389401114
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

正岡子規の名は、近代文学において不朽である。彼は俳人であり、歌人であり、写生文家であった。同時に彼の生涯は病魔との闘いの連続であった。二十二歳の若年にして喀血して以来、激痛と高熱に見舞われ、ほとんど病床から離れることは不可能であった。「写生」を基盤とした俳句革新、短歌革新、写生文創始などの偉大な業績は、すべてそういう彼の、小さな病室でなされたのである。しかし彼は野心家であった。日毎に衰弱していく肉体の中で、彼の野望は火のごとく燃えあがった。私たちが今、近代の短詩型文学について語ろうとすれば、まっさきに子規を語り、彼の唱導した「写生」を語らねばならない。彼こそ短詩型文学の父である。おそらく俳句や短歌が消滅しないかぎり、彼の名は永遠に伝えられるであろう。

目次 : 第1編 正岡子規の生涯(不屈の一生/ やさしい少年時代/ 大志を抱く―血気に燃えて/ 野望の鬼/ 闘病のはてに―短く、たくましく)/ 第2編 作品と解説(革新の火―俳句/ 写生の道―俳論/ 更に短歌を―短歌/ 既成歌壇攻撃―歌論/ 写生文の道―小説・随筆)

【著者紹介】
福田清人 : 1904(明治37)年長崎に生まれる。1927年東京帝国大学文学部国文科卒。立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。1995年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あくび虫

    生き様が超人すぎて、現実の人間かと疑うくらいですけども、一方では途方もなく生々しく人間臭く、とにかく尋常ではないエネルギーの持ち主だったのだなと。作品紹介でたくさん俳句や短歌が出てくるのですが、良し悪し以前に今一つ意味が取れず、これはどうやって親しむものなのかなあと。普通の日本語なのに分からないって不思議ですよね。

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