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遺伝学の知識と病いの語り 遺伝性疾患をこえて生きる

前田泰樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779512919
ISBN 10 : 4779512913
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

病いの経験や遺伝学の知識を遺伝性疾患をもつ人びとは、どのように語り、共有したのか。社会学者と看護学者が質的研究を通して当事者の経験の語りに忠実に迫る。

目次 : 序章 遺伝学的知識という問題/ 第1章 遺伝学的知識と病いの経験/ 第2章 病いの経験を語り直す/ 第3章 移植経験の家族の語り/ 第4章 移植後の時間の再編成/ 第5章 新しい分類のもとでの連帯/ 終章 経験の固有性を理解する

【著者紹介】
前田泰樹 : 立教大学社会学部社会学科教授。博士(社会学)。単著に『心の文法―医療実践の社会学』(新曜社、2008年)、共編著に『概念分析の社会学2―実践の社会的論理』(ナカニシヤ出版、2016年)など

西村ユミ : 首都大学東京健康福祉学部看護学科教授。博士(看護学)。単著に『看護実践の語り―言葉にならない営みを言葉にする』(新曜社、2016年)、共編著に『ケアの実践とは何か―現象学からの質的研究アプローチ』(ナカニシヤ出版、2017年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポカホンタス

    先日東京でこの本の合評会があったので出席してみた。本書は長年にわたる研究プロジェクトの成果の一部であり、その取り組みには敬意を表したいが、批判的な感想も持った。とりわけ、「病いの語り」という患者の生の声を、エスノメソドロジーによる精緻だが冷徹な分析で、いわば切り刻まれていると感じられる点が残念であった。インタビュー分析において現象学とエスノメソドロジーは両立しうる、いや、同じものだという主張があるようだが、この本を読み、合評会を聞いた限り、全く異質なものであることを改めて感じた。

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