Product Details
ISBN 10 : 4274234037
Content Description
見えない法的リスクに備える実務書
生成AIシステムは、プロンプトや出力の設計技術の進歩の結果、十分に成果を出せる段階に入っている。しかし、学習内容や生成結果がもたらす法的リスクは大きく、開発者・提供者は、リスクに正面から向き合わざるを得ない。
本書は、LLMの設計・開発からサービス運用に至るまで、直面する法的論点を体系的に整理した。第1章では参照すべき法律やガイドラインを俯瞰し、第2章では開発プロセスごとの契約・情報管理の要点を示す。第3章では中間生成物やOSS・APIの扱いと権利処理を具体的に解説し、第4章では利用規約やガイドラインに基づく運用上のリスクを検討する。
法的枠組みに未整備な部分がある中、本書は「何をすればリスクを減らせるか」を明確にし、生成AI時代の開発者・法務担当者が必要とする実務的指針を適切にまとめたものである。
【著者紹介】
前田拓郎 : 弁護士。2005年3月早稲田大学法学部卒、2015年3月東京大学法学政治学研究科法曹養成専攻(法科大学院)卒、2017年12月司法研修所入所(71期)、都内法律事務所勤務を経て、2022年1月前田拓郎法律事務所設立。知的財産法(著作権・商標・特許)、AI/IoT・VR/AR/XR、メタバース関連事業、漫画(二次創作含む)、イラスト、出版、動画制作などに関する法務、個人情報関連法務その他一般企業法務を担当している。・所属学会・協会:著作権法学会、日本商標協会、人工知能学会、デジタルアーカイブ学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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