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マリ-ナ・ツヴェタ-エワ

前田和泉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896421798
ISBN 10 : 4896421795
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2006
Japan

Content Description

苛烈な時代の栄光と挫折。生涯、多くの男性を愛し、別れを詩へと昇華させ、また女性を愛し、タブーへ挑戦する。17年の亡命生活を経て故国ソ連に戻った彼女は、なぜ自殺したのか。濃密な女性詩人の一生を描く。

【著者紹介】
前田和泉 : 神奈川県生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、関東学院大、東京外国語大、立教大で非常勤講師を務める。ロシア文学専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nranjen

    図書館本。ロシアゴスキー(語学目的ではなく、三クトペテルスブルグとモスクワ紹介目当てで見ていた)の解説者の先生が面白くて手に取った本。12時に寝るつもりで11時55分にさわりだけと思ったら、最後までいってしまった…翌日廃人。飛ばしすぎて、途中リルケとベルビュ?その辺朦朧としてわかってない。亡命、ソ連への帰国は想像を絶する過酷さに満ちている。逆に、亡命して成功を掴むのがどれほど稀有で、凄いことか。自分の研究対象と裏側の世界で知りたかった名前がここに沢山。誕生10年違うと全然違う運命が待っている。まさに激動。

  • 工藤 杳

    エモい・・・「死ぬほど書きたい。詩を。それからとにかく何でも」(311)、「チェコに捧ぐ詩」(私は拒否する、352)、「大気の詩」、「血管を切り開いた―とめどなく(…)手を施すすべもなく詩がほとばしる」(324)、リルケへの「新しい年」など。

  • トム

    素晴らしい伝記本。脱構築主義に染まりすぎて(?)作家論に対しても懐疑的になっていたが、あまりに面白くて一気読みしてしまった。前田氏のツヴェターエワへの深い愛に裏付けられた抑制された文章がすごい。破天荒な青春時代と対照的な孤独な晩年の記述、そしてあとがきは涙なしに読めなかった。ツヴェターエワのみならず同時代のロシア文壇、ロシア社会の様相を知る上でも有用だと思う。

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