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This Is Lean 「リソース」にとらわれずチームを変える新時代のリーン・マネジメント

前田俊幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798169514
ISBN 10 : 479816951X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

組織・チームの生産性を劇的に向上させるにはどうすればよいか?多くの経営者やマネジメントがリーンのことをコスト削減だと考えているが、それは誤っている。顧客志向になることが、リーンの本筋であり、真の効率化へと至る結論である。本書では「フロー効率」という画期的な視点を導入することで、組織とチームを圧倒的に「リーン」にする方法を紹介している。変化の激しい時代において生産性を高め続けるための羅針盤となる一冊。

目次 : 第1章 リソース重視から顧客重視へ/ 第2章 フロー効率を左右するプロセス/ 第3章 プロセスにフローをもたらす要素/ 第4章 効率性のパラドックス/ 第5章 むかしむかし…トヨタは顧客重視を通じてどのようにナンバーワンになることができたのか/ 第6章 西の荒野へようこそ…君のことはリーンと呼ぼう/ 第7章 リーンではないもの/ 第8章 効率性のマトリックス/ 第9章 これがリーンだ!/ 第10章 リーンオペレーション戦略の実現/ 第11章 あなたはリーン?釣り方を学ぼう!

【著者紹介】
ニクラス・モーディグ : 2004年から2018年までストックホルム・スクール・オブ・エコノミクスの研究員、2006年から2008年まで東京大学の客員研究員を務める。日本語に堪能で、トヨタのサービス組織の内部で多くの時間を過ごす機会を得て、その哲学の非製造業への適用可能性を研究した。リーン・サービスとリーン・マネジメントの分野におけるパワフルな講師として指導的な地位を確立している

パール・オールストローム : ストックホルム・スクール・オブ・エコノミクスで経営学のトルステン&ラグナー・シェーダーバーグチェアを務める。前職はチャルマーズ工科大学とロンドン・ビジネス・スクール。リーン研究において20年以上の経験をもつ本分野の第一人者。リーンに関して製造業、製品開発、そして近年ではサービス分野についても著作を出している。研究成果は広く引用されており、数々の受賞歴をもつ

前田俊幸 : UXリサーチャー、ストラテジスト。東京大学工学部PSI卒、学際情報学修士。新卒でUXコンサル企業に入社後、大手企業の顧客中心によるサービス開発やCXマネジメント支援、また自社SaaS事業のPdM/CSを担当後、外資系ゲーム会社でのUXリサーチャーを経て、現在AIスタートアップ企業にてプロダクト部門を統括

小俣剛貴 : プロダクトマネージャー。慶應義塾大学商学部卒。スタートアップやベンチャーキャピタル、金融機関、コンサルタントなどさまざまな立場からプロダクト開発や事業開発を担当し、現在は社会課題解決を志向するAIスタートアップでプロダクト開発チームの支援に従事

長谷川圭 : 英語・ドイツ語翻訳者。高知大学人文学部卒。ドイツ・イエナ大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shohei I

    「フロー効率」という視点を導入することで、組織とチームを「リーン」にする方法が書かれた一冊。 フロー効率とあわせて、リソース効率というものが紹介されています。組織として考えると、リソースを無駄なく効率的に使うことが良しとされますが、それだと組織側の都合がいいだけで必ずしも顧客にとって良いとは限りません。 いかに顧客にとってベストとなる形でリソースを運用するのか。それで生まれたリソースのゆとりというものをどう考えるのか。自分を1リソースと考えると、自分の働き方にも応用できる考え方だと思います。

  • あやなる

    Leanについてとてもわかりやすくまとめられた本。事例が具体的でイメージしやすかった。病院の待ち時間や領収書の処理作業など、リソース効率よりもフロー効率を重視しがちな事例満載。あまりにもわかりやすくて解説書って感じがちょっと物足りないくらいだったけど、最後にちゃんとトヨタが出てきて、改善し続けることの大切さが書かれているのもよかった。

  • 小泉岳人

    Leanという言葉が広く使われる中で、抽象・具体を考える中で何がLeanかという事を定義・説明する内容の本になっています。 フロー効率とリソース効率の2軸で表現しながら、4事象の中でどのように動くことが良いのか(まずフロー効率を目指していく事が良い)という軸で説明していて、言語化する上で一つの気づきとなりました。

  • Qucchi

    サービス提供側のリソース稼働率より、顧客への価値の提供効率(フロー効率)を高める戦略を取るべしと書かれている本。企画者と開発者が分かれてプロダクト開発していると、質の高い企画出しが間に合わず、開発者リソース効率維持のために妥協した企画を開発しがち。ビルドトラップの罠にもハマることになるので、常にフロー効率を追っていきたい。

  • KNJOB

    フロー効率を100%に近付ける取り組みの重要性を再認識できました。 変動の多い場合の加工メーカーで、お客様へ最短で製品を届けられるようにすることを目的として、その為にどのように仕事に取り組むのかを意識し、速さと早さの違いを認識し、早く取り組みはじめ、より速くより良いものを作る事ができるようにする事を、人との関わりの中でどう実現していくかをという考え方を、社員の皆と共有していく。その方法として、p165の効率性のマトリクスが、とても分かりやすく、勉強になりました。

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