やっぱり会計士は見た! 本当に優良な会社を見抜く方法

前川修満

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163907970
ISBN 10 : 4163907971
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;19

内容詳細

本書は決算書から「裏の顔」を見出す手法をいかし、優良な会社をいかに見抜くか、さらに日本企業が今後何をすべきか、という視点で著した。

目次 : 第1章 企業はいかに儲けるか―ルノアールとドトールの違い/ 第2章 利幅の厚い商売―ヤマトがアマゾンから一部撤退したワケ/ 第3章 資本の回転速度―イオン、小売りの雄の異変/ 第4章 投資家や株主が重視する指標―三越伊勢丹とスタートトゥデイの比較/ 第5章 ROEを高める―花王とホンダは自社株買いを選んだ/ 第6章 内部留保の使い道―日本郵政の大損失/ 第7章 M&A戦略の明暗―ソフトバンク、空前の投資活動

【著者紹介】
前川修満 : 1960年石川県金沢市生まれ。同志社大学商学部卒業。公認会計士・税理士・日本証券アナリスト協会検定会員。澁谷工業株式会社、KPMG港監査法人(現・あずさ監査法人)を経て、1992年に公認会計士・前川修満事務所を開業。2006年にはアスト税理士法人を設立し、代表社員に就任。これまで、数多くの経営者や会社員に、セミナーや書籍を通じて決算書の読み方を解説してきた。決算書を通して企業の「裏の顔」を見つけ出す方法とその面白さを知ってもらいたい、との思いから2015年に『会計士は見た!』(文藝春秋)を執筆。『やっぱり会計士は見た!―本当に優良な会社を見抜く方法』は、決算書から「裏の顔」を見出す手法をいかし、優良な会社をいかに見抜くか、さらにそこから日本企業が今後何をすべきか、という視点で著した。2017年9月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    本書の想定読者は個人の株式投資家ではない。日本国民全員である。なぜなら公的年金の積立金の約25%は日本株に投資されているからである。ROE(株主資本利益率)が低いと積立金の取り崩しが少なくなる。そのしわ寄せは年金受給者よりは年金保険料を負担している給与所得者に来るだろう。ファイナンス(他人資本の活用)が下手な会社は、ROEを上げるために下請けに対して苛烈な値引き交渉をしたり、従業員の賃金を抑えようとする。そんなヘタレ会社でも分かる「上手な借金の仕方」の指南書であるとも言える。

  • あすなろ さん

    本屋で一回目惹かれ、読友さんの感想で二回目惹かれ、前川先生の澁谷工業とかあずさ監査法人とかの個人的に懐かしいご経歴の単語に三回目惹かれ、読了。結論からいうと、失礼ながら思ったより有益な本。正直、僕もある程度知識あるが、ここまで平易に分かりやすく書けないとと思う。経営者・経営に携わる方は一度読まれるといいのでは?あとがきのホンダの藤沢さんの話も良かった。ただ、僕には全然問題ナシですが、イマイチ、おススメ読者ターゲット層が湧いてこないというか…。

  • roatsu さん

    前作に続き公開会社数社の財務諸表を例にとり業績動向を分析・把握していくケーススタディを行う一冊。キーワードは利幅の厚さと資本回転率。本書を手元に置き、自社や気になる他社の公開データを揃えて計算してみると大変面白く、また時にどきりともするかも。難しいことを平易に、を地で行くスマートな文体や読者をひきつけるフックとしての事例提示にも関心する。有報やHPで公開されている財務情報の重要さを再認識するし、もっと腰を据えてチェックしなければなーと思う。ステークホルダーを騙す粉飾決算などいかに重い罪かもよく実感できる。

  • aloha0307 さん

    銀行勤務のころを思い出し苦笑い 稟議書は財務分析の連続(ただし出来上がっているものを分析するだけで、自ら一連の決算書は作れはしない) 本書は開示情報だけでよくここまで企業の経営実態を明らかにできたものだなあ。”資本の回転速度”が利幅の厚さ同様に肝要であることを改めて実感しました。

  • 宇宙猫 さん

    パラパラ。企業会計を分かり易く解説。勉強してた時に読みたかった。

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