Product Details
ISBN 10 : 4788516942
Content Description
絵本によって揺さぶられ、ほぐされるこころの在りようを、心理臨床の視点から、ときにはひとりの親として読み解いていく。人生に豊かな気づきをもたらす絵本の世界へ。
目次 : 1 絵本の可能性(自分の視点、他者の視点/ 想像力が生み出すもの/ こころは閉じている/ 「ゆとり」の効用)/ 2 子どものこころにふれる(すぐそこにある「不思議」/ 子どもとおばけ、親にとってのおばけ/ 万能感と好奇心の冒険/ 「きょうだい」という社会/ おおいなるものとの交流)/ 3 人生を生きぬく力(ひとりぼっちの時間/ ひとりを生きることと世代継承性/ 老年期の生きる力/ 喪失に向きあう)/ 4 傷ついたこころの回復(トラウマとレジリエンス/ いじめ加害のこころ/ 怒りという感情)/ 5 「あたりまえ」とは何か?(問いかけることの意味/ 「らしさ」と多様性/ アイデンティティとしての「色」/ 発達障害と生きること/ 父と子が通じあうとき)
【著者紹介】
前川あさ美 : 東京女子大学現代教養学部心理・コミュニケーション学科心理学専攻教授。東京大学教育学部教育心理学科卒、同大学大学院教育心理学研究科博士後期課程単位取得退学
田中健夫 : 東京女子大学現代教養学部心理・コミュニケーション学科心理学専攻教授。東北大学文学部社会学科心理学専攻卒、京都大学大学院臨床教育学専攻博士後期課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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