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ISBN 10 : 4759315551
Content Description
張り巡らされるスパイ網、発揮された智謀―。日清・日露戦争大勝利の背景には、川上操六の指導力があった!今、明らかになる明治人の国を護る思い。
目次 : 開化する日本、閉じていく朝鮮/ 東アジアに忍び寄る列強/ 川上操六、日本陸軍の建設を担う/ 川上の派閥退治と人材登用/ モルトケ参謀総長に弟子入り/ 福島安正の単騎シベリア偵察旅行/ 清国を調べ上げた荒尾精/ 日清間で燻る争いの火種/ 朝鮮独立に奔走した福沢諭吉/ 川上の参謀本部大改革と戦力分析/ 日清戦争の発火点となった金玉均暗殺事件/ 日清開戦前夜―川上の「熟慮、断行」/ 日清戦争勃発―日本を優位にした川上のインテリジェンス/ 勝利を呼び込んだ川上の「ワンボイス」体制/ 三国干渉によって迫られた戦略の立て直し/ 対ロシア戦を見越した川上の動き/ シベリアに送り込まれた「日本の007:花田仲之助」/ 川上の急死とインテリジェンス網の崩壊/ 川上の育てた「チーム参謀本部」
【著者紹介】
前坂俊之 : 1943年、岡山県生まれ。静岡県立大学国際関係学部名誉教授。ジャーナリスト。評論家。毎日新聞社在職中、冤罪事件「八海事件」を取材し、正木ひろし弁護士の知遇を得る。冤罪・死刑問題、戦争とジャーナリズム、人物論など、近現代史全般に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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