Product Details
ISBN 10 : 448008942X
Content Description
「色は匂へど 散りぬるを」「夏草や つはものどもが 夢の跡」―日本語の韻文の基本が、古来培われた七五調というのはご存じのとおり。五・七・五とくれば交通標語でもピシッと決まって聞こえる。しかし、声に出して心地よく耳にしっくりくるこの七五調の基盤には、ことばの切れ目と間から生まれる4拍子のリズムがあったのだ。日本人の内在律として生き続けてきたこのリズムを見つけ出し、「心地よさ」から日本語のアイデンティティーを探る、スリリングな日本語論。
目次 : 1 七五調はリズムか/ 2 七五調は四拍子/ 3 定型さまざま/ 4 英語俳句のおろかしさ/ 5 自由詩・散文のリズム/ 6 四拍子文化とその根元
【著者紹介】
別宮貞徳 : 1927年東京生まれ。上智大学英文学科卒業。同大学院修士課程修了。元・上智大学文学部教授。翻訳家。幅広い知識を基に多岐にわたり活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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太田青磁
読了日:2018/04/20
サアベドラ
読了日:2012/05/17
narmo
読了日:2018/07/29
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読了日:2024/07/30
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