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死刑囚200人 最後の言葉

別冊宝島編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784800297891
ISBN 10 : 4800297893
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

死を前にした人間たちの「真実の姿」。死刑囚に執行が告知されるのは、当日の朝8時ころである。突然、独房の扉が開かれると、その場で死刑執行が告げられ、荷物の整理をすることも許されず、そのまま刑場に向かい、遅くとも10時には刑が執行される。死刑囚にとっては、毎朝、この時間帯が1日の最大のヤマ場である。聞きなれない足音が聞こえたりすれば、異常な緊張が房内に走り、じっとその行き先に聞き耳を立てるのである。

目次 : イントロダクション/ 1章 「死刑」の基礎知識/ 2章 旅路/ 3章 彼岸/ 4章 贖罪/ 5章 真実/ 確定死刑囚リスト

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネジ

    ★★★★☆ 死刑囚の罪を犯した経緯と、刑執行付近の言葉をまとめた本(未執行の件もあり)。当たり前のことではあるが、収監時から執行までの態度や言説の変化は様々であることを実感した。"償う"とはどういうことなのか、考えさせられる。 @刑の執行が告げられるのは当日の朝8時であり、毎日その時間帯は緊張感が走るという。 A日本は死刑容認派が圧倒的多数(2014年時 80%超)。 B(私見)死刑囚が悔い改めることもなく刑が執行されたとき、罪を償ったと言えるのだろうか。遺族の感情として最高刑を求める気持ちはわかるが。。

  • まま 

    登録漏れ 死刑について云々は個々の意見としてにおまかせする体ですが、本筋と離れて考えたのは、死刑の執行に携わる方々が存在する以上、安易な物言いをしてはいけないということ。

  • いちろく

    紹介していただいた本。加害者側が後に死刑判決をくだされるような事件が、ニュースやワイドショー、週刊誌を賑わすことがあっても、その後が報道されることは少ない。その点で珍しさも覚えた内容。罪を認めて悔いる者、不服として再審請求を繰り返す者、早く死刑になることを望む者など、十人十色。私の方からこの本に関して何かを述べることは控えるが、読んで後悔はない。ただ、タイトルと内容が一致していないケースがある点もあったのは事実。

  • gtn

    北海道庁爆破事件の死刑囚大森勝久については、同事件の考証「やっていない俺を目撃できるか!」も読んだこともあるが、冤罪の蓋然性が高い。しかし彼は公判で無実を主張しつつも、同庁爆破を肯定する発言をしてしまう。青臭かったとしか言いようがない。その結果は極刑判決。事件時26歳、現在70歳となった彼は、獄中で転向し、今も机上の空論を発信し続けている。青春時代によくある思想かぶれだったのかもしれないが、その代償は大きかった。

  • ryo

    司法福祉に興味があり読んでみました。私自身は死刑制度には反対です。でも、遺族感情を考えると仇討ち文化のある日本で死刑がなくなることはなかなか難しいのかなと思います。

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