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冲方丁の「アニメ & マンガ」ストーリー創作の極意 宝島社文庫

Tow Ubukata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784800207890
ISBN 10 : 4800207894
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2013
Japan

Content Description

『天地明察』『マルドゥック・スクランブル』など、小説のジャンルで話題作を次々に発表する傍ら、アニメ脚本、マンガ原作でも大活躍中の鬼才・冲方丁が、ストーリー創作の秘訣を徹底レクチャー。実際に本人が使用した企画書やシナリオ、設定案出書を公開し、具体的な解説をまじえて独自のメソッドを伝授。

目次 : 物語を創作するということ/ 企画実践!!/ 門戸とは/ 推論と発想/ 創作姿勢と運/ 実践!マンガ『ピルグリム・イェーガー』/ 失敗せよ/ 実践!アニメ『蒼穹のファフナーRIGHT OF LEFT』/ 自主規制/ 実践!アニメ&マンガ『シュヴァリエ』/ 現場NGワード集“こんな風に思ったんですが”/ 虎たちに聞きました

【著者紹介】
冲方丁 : 1977年、岐阜県生まれ。96年、大学在学中に『黒い季節』(角川書店)で第1回スニーカー大賞・金賞を受賞し、小説家デビュー。2003年、『マルドゥック・スクランブル』(早川書房)で第24回日本SF大賞を受賞。09年には時代小説『天地明察』(角川書店)を発表し、一般文芸に進出。同作品は第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第7回北東文芸賞、第4回舟橋聖一文学賞、2011大学読書人大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青蓮

    ノラさんから頂いた本。ストーリーを創るメソッドを著者が実際に使用した企画書やシナリオなどを呈示しながら紹介。取り入れたいと思ったのは「種書き」。これは書こうとする世界観についての漠然としたイメージを具体化させるためにアイディアやキーワードを、ノートなどに思うままにメモしていく作業の事。最初から全部文章でネタ出しをすると上手く広がらないことが多いので種書きをすればもっと自由に話が膨らむ気がしました。現場のNGワード集はとにかく熱い。ちょっと最近色々と悩んでるので叱咤激励をされた気分。とても勉強になりました。

  • 歩月るな

    アニメ等の制作現場を知るエッセイ的な読みものとして。「今、最も小説業界に必要なのは、千人の中堅作家と、一万人の新人と、百万人の同人作家です。」二〇〇五年から時は経ち。続編の今作は小説の業界を飛び越えた『創作の現場』に焦点が置かれている。なにより『マンガ原作』という立場に於いては最も厳しい言葉が羅列される。「正直、人並みの経験しかしていない人が面白い物語を描けちゃうなら、誰にでもできる仕事ということになっちゃいますからね」マンガ原作が一番狭き門なのかもしれない。時には自分で心を折りに行かなければならない。

  • akihiko810/アカウント移行中

    図書館本。『冲方丁のライトノベルの書き方講座』の続き。著者が送る実体験からの創作指南。印象度C+  うーん、男塾塾長・江田島平八みたいな文体が鼻について読み進めることができなかった。そもそも前作があるなんてことも知らず、タイトルだけで図書館で借りたものだし。 それでも企画立案の項など面白いところは面白かったけど。 著者は、自分が漫画家の適性があるのか「ベルセルク」1話を模写してみたが挫折したことがあると告白。

  • メイロング

    小説の書き方系の本が大好物な私です。テンションの高さに負けない中身に大納得。こういうふうにアニメって造られてるのね。絵を描いて、声あてて、ってのはよく紹介されるけど、それ以前って珍しい。文庫化まで5年かかっているけど、その間に業界はどう変化したのか。ボーナストラックみたいな加筆がほしかったな。2時間目の問題、答えが出るまで1時間かかりました。

  • メモ

    「ライトノベルの書き方講座」と併せてとても面白かったです。アニメの世界は制約が多いんですね。そういう目線で見たことがなかったです。海外における日本アニメの話も興味深かったです。2008年段階の話ですが、今はもっと大変なんだろうなあ。原作が日本漫画の韓ドラが海外で流行しても原作は知られていないと聞きました。

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