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スルガ銀行不正融資事件 勝利への道 440億円の借金帳消しを勝ち取ったss被害者同盟の戦い

冨谷皐介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434294266
ISBN 10 : 4434294261
Format
Books
Release Date
October/2021
Japan

Content Description

反撃の狼煙を上げたのは、夢見た将来を打ち砕かれた一サラリーマンだった。金融史上、前例のない不正融資事件は、被害者たちがリーダーの元に結集、見事な戦略立案と確実な実行によって、遂に巨大組織を追い詰め“完全勝利”という形で決着した。

目次 : 第1章 触手/ 第2章 悪夢/ 第3章 覚悟/ 第4章 混沌/ 第5章 折衝/ 第6章 決戦/ 第7章 潮目/ 第8章 終結/ SS被害者同盟 声明

【著者紹介】
冨谷皐介 : SS被害者同盟(スルガ銀行・スマートデイズ被害者同盟)代表。日本の家電メーカーで中間管理職として勤務していた、50代の元サラリーマン。25年以上にわたり家電業界に従事。スルガ銀行・スマートデイズ被害者同盟(SS被害者同盟)を設立し、代表となる。河合弘之弁護士との運命的な出会いがあり、結果的に消費者問題事件としては前例のない代物弁済的スキームで債権放棄を勝ち取る。(第3次調停までの不債総額は1570億円)今は、一般社団法人ReBORNsを設立し共同代表理事に。元被害者の仲間とともに詐欺事件に巻き込まれている方たちの救済支援に当たっている。特に、スルガ銀行によるアパート・マンションの不正融資で過去の私と同じように苦しんでいる被害者救済のために、2021年5月25日、スルガ銀行不正融資被害者同盟(SI被害者同盟)を設立。その弁護団(SI被害弁護団)の後方支援などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • キク

    僕は投資用マンションを2室所有しているので、かぼちゃの馬車の報道は追いかけていた。この事件が銀行側の詐欺か、投資家の自己責任かは意見が分かれるけど、両方なんだと思う。銀行側は明確に素人を喰い物にしようとしていたし、まだ工事も始まってない案件に2億円のフルローンを組んだ著者もどうかと思う。この事件では著者達が440億の借金全額帳消しを勝ち取ったし、それは良かったと思う。でも著者がその後会社を辞め、不正融資問題を支援する組織を立ち上げて専属で活動しているのは「そういうとこじゃないのか?」と思わないでもない。

  • ゲオルギオ・ハーン

    表題の事件を被害者の視点からまとめた一冊。著者は被害者救済組織の創設者であるため、組織の成立から調停に至るまで組織をまとめ上げる難しさ、苦しさが書いてある。300人のメンバーをまとめ上げたというだけで著者の統率力の高さが分かるが、そもそも普通のおじさんであり、この事件で絶望を味わい覚醒したような印象さえある。スルガ銀行は被害者たちを舐めきっており、個別対応で巻き上げるだけ金を巻き上げて破産させる魂胆が透けて見えて読んでいて憤りを感じた。

  • mazda

    銀行、不動産がグルになって出資者をだますという、前代未聞の不祥事として記憶に新しいです。被害者代表である著者は、自らの家族とも離れ離れになってしまうくらい追い詰められますが、融資した側には罪悪感のかけらもありません。改めて思ったのは、中古マンションの投資なら最悪売り切れば多少の借金で済むけど、建物がない状態から融資を使うのは、あまりにも危険だということです。あまりにも市場価格からかけ離れた建築費、甘い言葉でひきつけるサブリース、人口減少社会の中で、投資対象として建物を持つことの意味を考えさせられました。

  • スプリント

    人も財産も自分の手柄を立てる要素として考えない銀行員と不動産会社の性質に嫌悪をいただきます。

  • スウィーニー校長

    ★★★★☆表紙が駄本っぽさを醸し出しているが、とても読み応えがあった。不動産業界は悪魔だらけと聞くが、被害者たちが諦めなかったお陰で業界の大規模な不正が世に知られる事になったのはありがたい。不動産投資に少し興味はあるのだが、トラップだらけに思えて恐ろしい。手を出さないのが正解と思うし、仮に手を出すとしても無借金で諦めのつく範囲の金額でだな。サラリーマンが億単位の借金して不動産投資とはリスクでかすぎる…

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