ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法

冨田恵一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907583095
ISBN 10 : 4907583095
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本

内容詳細

音楽ファン待望の、音楽プロデューサー・冨田恵一(冨田ラボ)による初の音楽書!

20世紀のポピュラーミュージックを代表する録音芸術、ドナルド・フェイゲン『ナイトフライ』を味わいつくす!冨田ラボ(研究所)からの研究報告をまとめた1冊。

著者について
冨田恵一(とみたけいいち・冨田ラボ)
音楽家・音楽プロデューサー。1962年6月1日生まれ、北海道旭川市出身。1997年にプロデュースを手がけたキリンジが音楽業界を中心に耳の肥えた音楽ファンに圧倒的な支持を得る。2000年には以後の日本の音楽シーンにおけるバラード楽曲のフォーマットになったとも言われるMISIA「Everything」をプロデュース。200万枚を超える大ヒットとなり、音楽プロデューサーとしての地位を不動のものとする。以後、プロデューサーとして、キリンジ、MISIA、中島美嘉、平井堅、松任谷由実、CRYSTAL KAY、bird、AYUSE KOZUE、AI、秦 基博、BONNIE PINK、坂本真綾、RIP SLYME 他、数多くのアーティストを手がけている。

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読書メーターレビュー

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  • 山田太郎 さん

    多分これまで聞いたアルバムで好きなの3枚と聞かれたら間違いなく入ってくるアルバム。あとは、キュピット&サイケ85と残りの1枚は気分次第だけど。しかし、バンドしたことないし、技術的なこといわれてもよくわかんないので、多分半分も楽しめてないとは思うが、なんか好きだなこういう本は。ちなみに、ジャケットが最高でネクタイはめるのが好きなのはこの影響です、だから基本クールビズはせず年中ネクタイはめてたりする。

  • zirou1984 さん

    ドナルド・フェイゲンの1982年の名盤について、その時代背景や録音技術についての話を交えながら語りつくした一冊。ポップ・ミュージックの感覚的な心地良さについて、こんなにも明晰に論理的に必然性をもって作り上げられていたことに驚かさせられる。ディスクガイド的に表層をなぞるのでなく、音の響き、音の重なり合いにまで耳を澄ます様に誘導するその語り口は、さながら音のソムリエが見落としていた音楽の豊潤さについて教えてくれているようだ。感じることと考えることは決して相反するものではなく、こんなにも丁寧に結び付いている。

  • しゅん さん

    再読。機材に対する推理に長年のプロフェッショナルを感じる。これは真似できない。プロデューサーを三つにわけているのは役に立つ整理。フェイゲンは『ナイトフライ』の後に精神不安の時期があったらしいが、富田氏がセラピーについて知見からフェイゲンを慮っているあたりが面白い。録音芸術鑑賞のスタイルを逸脱している。書いておく必要を感じたのかな。

  • Tenouji さん

    Donald Fagen来日!ということで買ってみたんだが、中止になって積読。読んでみたんだが、詳細理解は難しかった。が、やっぱりプロは、音づくりの技術とニュアンスが結びついていて、ここまでイメージできるもんなんだと感心した。

  • 霧 さん

    影響力のあるプロデューサーによるこうした技術面、実際面をフォローした名盤解説の書籍化は本当に有り難い。音楽理論の知識やレコーディング経験がないと全てを理解するのは難しいかもしれないけれど、解説は丁寧で文字通りこのCDを聴くポイントが変わると思う。もっと早く読みたかった。

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