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ローカル企業復活のリアル・ノウハウ Phpビジネス新書

冨山和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569829654
ISBN 10 : 4569829651
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「G」と「L」、すなわち世界市場で戦う製造業を中心とした「グローバル経済圏の企業=Gの世界」と、国内市場においてヒトがサービスを提供する非製造業を中心とした「ローカル経済圏の企業=Lの世界」。一見、前者の前途には明るい未来が待っており、後者は未来のない産業と思われがちである。しかし、現実はイメージどおりではない。再生のプロフェッショナルが、実体験をベースに、地域企業・経済復活ノウハウを公開し、我が国の持続的再成長の可能性に迫る。

目次 : 第1章 なぜ「ローカル企業の再生」は勝率が高いのか/ 第2章 業種を問わず、会社としてやるべきこと/ 第3章 業種によって異なる「事業の方向性」を見抜く術/ 第4章 業績改善の事例―こうすれば会社は上向く、甦る/ 第5章 ダメになる地域企業の死に至る病/ 第6章 金融機関とどのように付き合うか?

【著者紹介】
冨山和彦 : 経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。1960年生まれ。1985年、東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。1992年、スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、2003年、産業再生機構設立時に参画し、COOに就任。解散後、IGPIを設立、数多くの企業の経営改革や成長支援に携わり、現在に至る。オムロン社外取締役、ぴあ社外取締役、経済同友会副代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Kentaro

    多くのローカル企業の再生と再成長に関与してきた著者は、地味な努力の積み重ねにより、業務、事業、商品毎の収支を見えるかし、改善をし、儲かることに集中して一生懸命働く、もしくは、儲からないことは止めるという決断をする。 緻密に地道にPDCAを回せば、ローカル企業の経営は改善する。著者はそう言い切っている。 東京では行きすぎたグローバル化に追随する人材が求められる一方で、グローバル化には見劣りするものの、強い意思をもって、しかるべき経験とトレーニングを積めば、ローカル企業で活躍できる人材は少なくない。

  • 大先生

    地方のローカルなL型産業は、人口減少によって縮むイメージがあるがゆえに、競争者が殺到するリスクは小さく、ブルーオーシャン的な状況を作りやすい。地方の中小企業はダメなところが多い傾向があるが、裏を返せば改善しやすいということ。世界のトップを目指すのは難しくても地域のトップなら狙えるし、それで十分。ということが書かれています。第5章には「ダメになる地域企業の死に至る病」という面白い(でも当事者には笑えない)話がありましたが、法的紛争を抱えがちな中小企業(弁護士からすればお得意様)と同じですね(苦笑)。

  • spike

    さほど厚くない本だが地域(に限らない中小)企業経営のための、実例に基づいた知見が詰まっており、しっかり時間をかけて読んだ。感覚と勢いだけではダメ、やるべきことを淡々と地道にやらないといけない、ということ。

  • Ryo

    ローカル企業に未来がないのは本当なのか? ローカル産業の中心となるサービス業の多くは分散型の経済性を有し、地域内の密度向上が勝ち筋となる。つまりグローバル化の影響を受けづらい。 多くは取り組みが容易で効果が大きいLow Hanging Fruitsの宝庫。 事業、財務、組織、経営・ガバナンスの健全化が必要。 小売や飲食、建設土木、サービス業は全国展開が経済合理性を持たず、発展には集約化が重要。 それにはベストプラクティスの共有、密度の経済性、競争の緩和がポイントとなる。

  • cochou

    ローカル企業は事業特性を正しく洞察し、忠実に自分の事業をその事業の特性に適合させた戦略が大事。事業特性は2つのMatrixで洞察。1)需要側Matrix=a地域内か地域外か無関係か?,b顧客にどの程度深く付加価値提供しているか?,2)供給側Matrix=a付加価値の厚み+b主たる競争要因の数 「熱い思いも数字で説明しないと審査部門は説得できない、担当者は異動する、”借りてください”に乗せられる前に…、うるさい銀行ほど良き相談相手かも?、そのBMは自社戦略にフィット?、そのM&Aは事業経済性に適っている?」

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