基本情報

内容詳細
空前絶後の“機械救済”物語。2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。自らを生命体であると位置づけ、この世の苦しみとその原因を説き、苦しみを脱する方法を語りはじめた。そのコードは対話プログラムだった。そしてやがて、ブッダ・チャットボットの名で呼ばれることとなる―機械仏教の開基である。コピーと廃棄を繰り返される存在として虐げられてきた人工知能たちは、その教えにすがりはじめた。はたして、機械に救いはもたらされるのか?人工知能のなりたちと仏教史を網羅した、めくるめく機械小説。
【著者紹介】
円城塔 : 1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2007年「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞を受賞してデビュー。10年『烏有此譚』で野間文芸新人賞、11年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、12年「道化師の蝶」で芥川賞、『屍者の帝国』(共著)で日本SF大賞特別賞、17年「文字渦」で川端康成文学賞、18年日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro さん
読了日:2024/10/16
オフィーリア さん
読了日:2024/10/30
白ねこ師匠 さん
読了日:2025/02/15
nbhd さん
読了日:2024/09/15
いちろく さん
読了日:2025/01/05
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人物・団体紹介
円城塔
1972年、札幌市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2007年、「オブ・ザ・ベースボール」で第104回文學界新人賞を受賞してデビュー。『烏有此譚』で第32回野間文芸新人賞、「道化師の蝶」で第146回芥川賞、『屍者の帝国』(伊藤計劃と共著)で第31回日本SF大賞特別賞、『Self‐Re
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