イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北 集英社新書

内藤正典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207705
ISBN 10 : 4087207706
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
252p;18

内容詳細

混迷を極める中東に現れたイスラム国。捕虜の殺害をはじめ、過激な行動の裏にある歴史と論理とは? 集団的自衛権容認で自衛隊中東派遣の可能性が高まる中、日本とイスラム世界の共存の指針を示す。

【著者紹介】
内藤正典 : 1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士(社会学)。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 巨峰 さん

    イスラム国を中心に昨年12月現在の中東情勢を判りやすく説明した最新の新書。イスラム国は国境で区切られ国民で構成される西欧的国家を否定する。西欧的価値観のみで物事を進める米国の失策が今日の中東の混迷を招いているところを考えるとイスラム国の勃興は必然的とも言える。筆者は言う、集団的自衛権を名目に武力を背景にして中東に介入してはいけない。日本は憲法9条の精神をもってムスリムの人たちとのこれまでの信頼関係を大切に発展すべきだと。既に事態は逆に動いている・・・

  • あちゃくん さん

    イスラムの情勢や歴史的背景もきちんと書かれていますが、個人的にインパクトがあったのは、欧米社会のイスラムフォビア(嫌悪)の進行度合いでした。ここまで先鋭化しているのかと。移民を巡る状況なども、日本いるだけでは知り得なかったし、こういった背景があるから仏新聞社襲撃事件も起こるのかと納得しました。日本としては、この状況の中で、第四章に書かれているような世界平和に貢献できる日本独自の道を模索していきたいと思うし、欧米の状況から学んで、近隣アジアとの関係構築に活かしていければと思いました。

  • よこしま さん

    この国が監視国家となり、自身がマークされてると判っている以上、必要以上にレビューを書けません。内藤さんが述べているより、欧米とISILは複雑な関係でしょう。◆ただ言えること。日本の多くの人は西洋寄りの報道のため、イスラム教やムスリム(イスラム教徒)に対して誤解をし、恐怖感を持ってるのが現状でして。トルコ国営放送局が日本の大手メディアに対して正式に“イスラム国”という呼称を止めてくださいと通達してます。ISILです。◆メディに騙されず、この国を含め世界がどう動いてるかを見極めてほしいです。

  • 壱萬弐仟縁冊 さん

    ISに対して、アメリカにより日本が集団的自衛権を行使すると、TPPのように首を突っ込んだために窮地に追い込まれ る未来が見えていやしないだろうか? 極めて危険。日本の首相は自衛隊を動かす経験をもっていないし、その危険 についての見通しが甘すぎる(67頁)。況や国民をや。差別はやっている側は気づかず、された側は忘れることので きないもの(142頁)。

  • 紫光日 さん

    内藤先生が述べていることは概ねあっています。 特に安倍政権が勧める集団的自衛権はイスラムを敵に回すと書いたことは評価。日本を含む欧米マスコミの偏向がイスラム差別を生むのも危険であることは変わりなく、極右・極左勢力が余計にイスラム差別を生みかねないのも評価する。詳しいイスラム問題はイランラジオを読めば分かるのでイスラムに無知な人にこの本を読んでほしいです。

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内藤正典

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。1956年生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士(社会学)。一橋大学教授を経て同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。専門は多文化共生論、現代イスラーム地域研究、西洋とイスラームの相関文明論(本データはこの書籍が

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