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Doll 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 角川ホラー文庫

内藤了

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041143735
ISBN 10 : 404114373X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

取り調べ中に被疑者を自死させてしまい県警捜査一課を追われた木下清花。異動先の「警察庁特捜地域潜入班」はくせ者の集まる新設部署だった‥‥。全てを失った女性刑事が活躍する、警察小説シリーズ第5弾!

【著者紹介】
内藤了 : 2月20日生まれ。長野市出身、在住。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • タイ子

    シリーズ第5弾。警察庁潜入班が今回調査するのは今は一軒のみの過疎の村。かつてそこでは数人の女性が行方不明になっていた。娘が不明になって30年の母親の夢枕に娘が立ったという。生死は関係なく探して欲しい。もうすぐその村に工場ができるという。その前に調査の必要があると、潜入班が入った村には数知れない案山子が立っていた。調査の間、昼夜問わず不気味な気配におののく土井と清花。田の神と崇められた骨の発掘。おぞましい村の秘密が次々に現れる。気持ち悪さとドキドキ感の先に驚愕の事実。毎度の事ながら結末に唖然とするばかり。

  • ma-bo

    特捜地域潜入班シリーズも第5弾。ある中部地方の廃村では、昭和の半ばから幾度となく女性が失踪。未解決のまま現在に至っている。案山子に山の神が依るという伝承のある村。大規模な工場の建設が決まり、行方不明者捜索の最後のチャンスという。当シリーズは風習や因習、伝承がストーリーに絡まる。内藤さんの作品らしく猟奇的な面も。コミックアプリ「カドコミ」でコミカライズ。連載開始されるそう。

  • あっちゃん

    タイトルからてっきり人形系の話かと思いきや案山子(笑)長閑なイメージを想像していたら気味悪い案山子に鳥肌もの、そして犯人の犯行にも鳥肌もの、案山子のイメージ怖くなったな( ̄ー ̄)

  • sin

    地域潜入班と云うとどの様な部署なのか想像がつかないが、麻見和史の文書捜査官が実を追うあまり捜査一辺倒で次第に文書から離れてしまった感が拭えないのに比べて、こちらは事件性の有無も解らないまま捜査と云うより調査に依って事実を洗い出していき、その役割に徹しながら犯罪を暴き出す事に成功しているようだ。行方不明の娘を想う母の年月に拉致被害者の行く末を思い浮かべながら読み進めた。物語は予想に反してを匂わせながら、終盤に至って⋯やはり一気に悍ましい事実が明らかにされるが、ある意味その悲惨さにこの作者らしさを感じさせる。

  • 吉田あや

    泉鏡花「燈明之巻」の美しく幻想的なエピグラフで幕が開く。かつて美味しいお米が実り、青々とした稲に蛙が鳴く美しい山間の村だったソメ村は、現在では忘れられた廃村状態。半導体の工場が建設される着工の日を目前に、特捜地域潜入班にしかできない案件がもたらされる。30年前にこの村に里帰りした際、娘が行方不明になった母の夢枕に娘が立ち、「私はもう生きていない」と語り、娘が眠る場所の啓示を受けたと言う。

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