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ともだちのなまえ

内田麟太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774622873
ISBN 10 : 4774622877
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いつかまた、会える。ひとりぼっちのイグアナと、心やさしいカモメのはかなくも眩しい「出会い」と「喪失」の物語。詩人・内田麟太郎×動物肖像彫刻家・はしもとみお―ふたりが初めて出会った絵本。

【著者紹介】
内田麟太郎 : 1941年、福岡県生まれ。詩人、児童文学作家、絵詞(えことば)作家。詩集『ぼくたちはなく』(PHP研究所)で三越左千夫少年詩賞受賞。『さかさまライオン』(絵・長新太 童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(絵・荒井良二 文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(絵・西村繁男 童心社)『すやすやタヌキがねていたら』(絵・渡辺有一 文研出版)で日本絵本賞を受賞

はしもとみお : 1980年、兵庫県生まれ。動物たちのそのままの姿形を木彫りにする動物肖像彫刻家。各地の美術館や本屋などで木彫りの動物たちと触れあえる展覧会を開催し、人気を博す。原寸大の動物彫刻のほか、ミニチュア彫刻、動物のカプセルトイの原型制作、動物のイラストなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    絵本。素朴なカラードローイングの背景に木彫りの人形▽小さな島にたった一匹で暮らしているイグアナは、何不自由なく毎日平和だった。カモメが一羽、けがを負って舞おりてきた。イグアナはカモメを助け、カモメは歌をうたう「おともだちはいなかったの?それでさびしくなかったの?」ひとりぼっちの寂しさを知らなかったイグアナは首をかしげる。けれど、けがが治ったカモメは去っていく。その時はじめてイグアナは涙を流し寂しさを感じる▽寂しいけれど「いつか また」そう思えるのはいいこと?2023年発行

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

    読み友様からのご紹介本です📙ずっと一人で暮らしていたイグアナ。羽根を傷めたカモメと仲良しになる😊寒くなると、カモメは南国へと旅立たなければならない。辛く、寂しい。イグアナは生まれて初めて、友達の名前を呼んだのです。

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。生まれた時から、ずっとひとりだったイグアナ。それが当たり前だったイグアナ。怪我をしたカモメと出会い、助け……。大好きな はしもとみおさんの木彫。なんと表情豊かなこと! 内田さんのおはなしの切なさ、温かさに、胸がふるえる。最後まで読んで、タイトルを見直すと、涙が出そうになる。敬老会候補。4:40

  • ベル@bell-zou

    知らずに済んだのならその方が、これまでのようにこれからもただ穏やかに暮らせたのではないか。そう思わずにはいられないほど友だちの名を呼ぶイグアナが切なくて…。いや、ハッキリ言おう。ずっとひとりぼっちだったことが”かわいそう”なんて勝手な決めつけではないのか。この一言にずっとモヤモヤしたまま読み終えてしまった。はしもとみおさんの彫刻と絵はとても素敵。木彫りのイグアナに彩色したこの質感、完璧。三種類くらい作ったのかな。角度を変えたり開いた口に魚を銜えさせたり。ずっとイグアナを眺めていられる愉しさが〇。

  • Cinejazz

    広い海の真ん中の小さな島に、一匹のイグアナが、何不自由なく暮らしていた。ある日、羽を傷めたカモメが落ちてきた。イグアナは、薬になる葉っぱを揉んでやり、浜辺にうちあげられた魚を与えて、カオメが回復するのを、じっと待った...心やさしいカモメは、イグアナにいろんな質問をし、春の歌を歌い、遠い国の話をして、イグアナ自身も気づいていない孤独や寂しさを理解する...やがて、カモメが旅立つ別れの日。イグアナの胸におしよせた思いとは・・・=ォ

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