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靖国神社参拝の何が問題か 平凡社新書

内田雅敏

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582857467
ISBN 10 : 4582857469
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の首相が靖国神社を参拝すると、中国、韓国をはじめ、世界各国がこれを批判する。一国の首相が自国の戦死者を追悼・慰霊することに何の問題があるのか?―問題はある。靖国神社が、A級戦犯合祀や遊就館の展示で端的に主張する歴史認識=「先の戦争は正しかった」。首相の靖国神社への参拝は、この聖戦史観を支持し、戦後の平和秩序をご破算にする思想である。

目次 : 第1章 靖国神社参拝の思想(安倍首相の靖国神社参拝への途/ 何が問題なのか/ 歴代日本政府の歴史認識と靖国の歴史認識/ マスメディアの覚醒/ 自民党改憲草案と靖国神社参拝の思想的水脈)/ 第2章 靖国神社の「聖戦」史観(無断合祀による戦死者の魂独占の虚構/ 靖国神社の「神々」の実態/ 遊就館展示の兵器が物語るもの/ 「特攻平和会館」で涙を流すだけでよいのだろうか)/ 第3章 靖国神社が生き延びたカラクリ(死者への想いに依拠して生き延びた靖国神社/ 昭和天皇と靖国神社参拝/ 靖国神社と援護行政)/ 第4章 東京裁判は、勝者の裁きか(八月一五日の連続性と断絶性―ドイツ五・八との比較/ 東京裁判は勝者による断罪か?/ 東京裁判否定運動としてのA級戦犯合祀)/ 第5章 国立追悼施設を創る―非業、無念の死を強いられた死者たちの声に耳を傾けよ(死者たちを追悼する/ 国立追悼施設)

【著者紹介】
内田雅敏 : 1945年生まれ。早稲田大学法学部卒業。弁護士。関東弁護士連合会憲法問題協議会委員長を経て、現在、日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。西松安野友好基金運営委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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