忙中謝客 内田百〓@6BE1@集成 19 ちくま文庫

内田百間

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480038999
ISBN 10 : 448003899X
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,297p

内容詳細

貼紙の効き目なく、突然訪れた客との応接を描く表題作ほか珠玉の三十六篇。上京後の下宿にはじまり、挙句には戦災の跡地の掘立小屋にまで転々と住居を変えつつ、その折り折りの街並みや人情を深い共感でつづった東京随筆集。

目次 : 忙中謝客/ 窓前/ 春雪記/ 今古/ 入道雲/ 塔の雀/ 上京/ 丘の橋/ 横町の葬式〔ほか〕

【著者紹介】
内田百〓 : 1889‐1971。小説家、随筆家。岡山市の造り酒屋の一人息子として生れる。東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。陸軍士官学校、海外機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『阿房列車』など著書多数。1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。本名、内田栄造。別号、百鬼園(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ああああ さん

    著者の百けん先生の文章は、小説はもとより本書のようなエッセイのちょっとした描写でも、いまの現実なのか過去なのか、もしかしたら異世界なのかもしれないと感じることがあり面白い。スネ気味のおじいちゃんの諧謔にもくすり。「世の中に 人の来るこそ うれしけれ とはいうものの お前ではなし」

  • go さん

    内田百闖W成19とあるので、メインの感じではないのかな。古本屋で購入。面白いところもあれば飛ばし読みしたところもあり。気難しそうだけど楽しそう。

  • yunomi さん

    大体、わざわざ家を訪ねてくる奴に、ロクな用事がある訳がない。厄介事を持ち込まれたり、面倒な社交辞令を押しつけられたりするだけである。聡明な百間先生はそう確信し、3畳3間の自宅に引き込んで、「面会謝絶」の張り紙まで出しているのに、友人知人のみならず、近所の悪ガキや泥棒、果ては爆弾や地震まで押し寄せてくるのだった。

  • いきもの さん

    やはり百間翁の文章は好き。今回は時折垣間見える異界のような場面もあり満足。

  • Hideki Ando さん

    魚雷さんの本を読んでいたら、ちょうど内田百閧フ話が出てきて無性に読みたくなった。そりゃあ、3畳の部屋が三間では面会謝絶ともしたくなる。

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内田百間

1889‐1971。小説家、随筆家。岡山市の造り酒屋の一人息子として生れる。東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。本名、内田栄造。別号、百鬼園(本データはこの書籍が刊行された当

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