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沈む日本を愛せますか?

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860520939
ISBN 10 : 4860520939
Format
Books
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

極論、暴論、しかし読めば読むほどに正論。希代の論客ふたりが真正面から政治を語った、初めての対談集。素人の口語体で語ることで、新聞の政治面や総合誌といった政治村から、違う空間へ政治を流出させる書。

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1990年から神戸女学院大学文学部助教授、1996年から同大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。2011年3月をもって、大学を定年退職予定。1998年、ホームページ「内田樹の研究室」を開設。2001年、初の著作『ためらいの倫理学―戦争・性・物語』(冬弓舎/角川文庫)を刊行。2006年に刊行した『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で、第6回小林秀雄賞を受賞

高橋源一郎著 : 1951年広島県生まれ。横浜国立大学経済学部除籍。文芸評論家、作家。2005年より、明治学院大学国際学部教授。1981年、第4回群像新人長編小説賞を受賞した『さようなら、ギャングたち』(講談社/講談社文芸文庫)で作家デビュー。1988年、『優雅で感傷的な日本野球』(河出書房新社/河出文庫)で第1回三島由紀夫賞を受賞。2002年、『日本文学盛衰史』(講談社/講談社文庫)で第13回伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆきねこ

    この頃はまだ政治が面白かったです。東日本大震災が起こり、民主党政権はまさに沈んでしまった。左翼思想も木っ端みじんになり、今は一億総保守化。自民党が革新で野党が保守という新しい考え方も出てきました。投票率もどんどん下がり、岩盤支持層と言われる3割の人たちにより自民党が支えられています。コロナ対策をゆるめるという選挙対策も行われようとしています。今から考えたら小沢一郎さんに一度政権を担ってほしかった。岩手の人たちは未だに切望しているようです。

  • Gatsby

    私はSIGHTの読者なので、既に読んだ内容であったが、一冊にまとまったので購入して復習。SIGHTでは、内田先生より、高橋源一郎氏のほうが冴えわたっている感が強かったが、読み直してみてもその通りであった。特に、第2回での自民党の自殺説や、「1Q84」の世界に入ってしまって現実の世界が理解できない自民党説とか、政権交代時の衆議院選挙は熟年離婚選挙説だとか、自民党=家父長で、家父長は戦略じゃないけど恐妻家は戦略だという説… この回は本当に何度読んでも面白い。高橋氏は、私には小説よりこっちの方が面白いのだ。

  • 阿部義彦

    ロッキング・オン社刊。渋谷陽一の総合雑誌「Sight」での対談です。2009から2010の分で、震災の起きる直前、鳩山、菅政権の頃ですが無類に面白いです。自民党が家父長的、上から目線でもうオワコンである。鳩山さんは恐妻家ですから凄く良い。などと無制限に2人の与太話を乗っけていてとにかく、刺激的。私も今になって民主党政権そんなに悪くないと思ってます。簡単に結果を求める方がおかしい、少なくとも三年位はやらせて欲しかったです。日本の教育がもう小粒な要領いいコストパフォーマンスを求めて型破りが出ないのが難です。

  • 浅香山三郎

    年代順に並べたら、『こんな日本でよかったね』に続く時評と言ふことになるのだらうか。高橋源一郎さんとの対談といふ形式なので、移動時間を利用して一気に読めた。2009年の「政権交代」が、政策を選んだものではなく、自民党政治を否定し別の政権政党(第二自民党としての民主党)を選んだに過ぎないといふ指摘や、少々贔屓目の入つた小沢一郎論が面白い。 自民党は潰れるといふ点は当たらなかつたが、小沢一郎はビジョンは無いけれど、政治のせめぎあいの状態が好きな政治オタクで「ナロードニキ」だといふ指摘はとても面白い。

  • Maiラピ

    専門外の国内政治について内田・高橋両氏とちょこっと渋谷氏がお得意の言語をベースとして語る対談?鼎談。読んでる途中は楽しくて付箋をいっぱい貼ったりした。読後現実に戻ると1000年に一度の国難、今も危機的状況の原発を前にして、自民・民主、小沢云々について論じられることが虚しくなる。このあまりにも圧倒的な現実の存在で日本人のイデオロギーや言語、強いては国民性さえ震災前とは一線を画すのではと思う。あの頃はよかったね、平和ゆえの悩みで。ますます内向きでシュリンクするのかな日本。少しでも明るい方向へと願う。

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