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ISBN 10 : 4865652566
Content Description
虐待を受けた子どもたちをどのようにケアしたらいいのか?そもそもケアとは?教条主義にならない地についた思考、丁寧な理論的検証、徹底した現場からの発想で、ケア理論と実践の新地平を切り拓く。
目次 : 序章 虐待を受けた子どもの回復と育ちを支える生活の中の支援(生活への着眼/ 虐待を受けた子どもにとっての生活の意味/ 「生活が治療的になる」ために)/ 第1部 ケアの手がかり(アタッチメント理論を現場にどう生かすか―社会的養護を中心に/ アタッチメント(愛着)をリレーする/ 「ある」と思うことによって「あるようになる」もの―レジリエンスの一側面/ 「試し行動」は「試して」いるのか?/ 薬の力と人の力―施設職員としての経験から/ 「解離かもしれない」と思ってみることの効用)/ 第2部 子育ての困難をどう乗り越えるか(体制をめぐる課題/ 最高に難しいことを、ついでにやる/ 困ったときにどうしているか―児童養護施設の職員として/ 親をめぐる問題/ 暴力について―閉鎖状況における困難/ 私の仕事の魅力と難しさ/ 継承をめぐる問題―社会的養護において)/ 第3部 臨床とその周辺(“周辺の厚み”がもたらすもの/ ふつうのおばさんの滋味/ 時間と自分は同じ/ 貧困と「ほとんど破壊的といってよい精神状態」につい/ 翻訳と臨床の出会うところ―中井久夫の翻訳と臨床から考える/ 性暴力、その加害性を定位するために―『沖縄と女性たちの戦後史』からの連想/ 共存と共生―感染症と優性思想に寄せて)
【著者紹介】
内海新祐 : 1973年神奈川県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。社会福祉法人旭児童ホーム心理療法担当職員。東洋英和女学院大学大学院、学習院大学大学院、お茶の水女子大学、非常勤講師。公認心理師、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひろか
読了日:2024/02/03
マッサン
読了日:2025/06/13
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