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ISBN 10 : 4006003293
Content Description
日本の戦争責任の末端を担って戦犯に問われた朝鮮人一四八人(うち二三人処刑)。その多くが監視員であったタイ、マレーシア、ジャワの俘虜収容所で、一体何が起こっていたのか。収容所の実態、監視員になった経緯、戦犯裁判での扱い、現在まで続く国家補償を要求する闘い等について、丹念に聞き取った証言と基本資料に基づいて記したドキュメント。文庫化にあたって大幅に加筆。
目次 : 1 俘虜収容所の監視員として(タイ俘虜収容所―死の泰緬鉄道/ マレー俘虜収容所―石油基地パレンバン/ ジャワ俘虜収容所―“地上天国”のなかの地獄)/ 2 朝鮮人軍属と俘虜収容所(なぜ朝鮮人が監視員になったのか/ 俘虜収容所の機構と実態/ 志願が徴用か)/ 3 戦争犯罪裁判と朝鮮人軍属(戦争犯罪とは何か/ 李鶴来さんの場合―シンガポールのオーストラリア法廷/ 愈東祚さん・鄭殷錫さんの場合―シンガポールの英国法廷/ 崔善〓(か)さんの場合―バタビアのオランダ(蘭印)法廷)/ 4 戦争責任と戦後責任(サンフランシスコ平和条約と朝鮮人戦犯/ 生活との闘い/ 未済の戦争責任)/ 5 植民地責任への問いかけ
【著者紹介】
内海愛子 : 1941年生まれ。恵泉女学園大学名誉教授、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まえぞう
読了日:2023/08/16
Satoshi
読了日:2023/06/04
CTC
読了日:2016/02/22
BLACK無糖好き
読了日:2016/05/06
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読了日:2017/07/03
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