Product Details
ISBN 10 : 4634547082
Content Description
衛生ということばも概念もなかった時代、感染症の流行は人びとにとって突然の、恐怖の対象であった。今日では交通機関が発達し、人とモノが移動しやすい。ある地域の風土病が、その流れで世界規模に「新しい感染症」として拡散している。それでも個人的に予防できる方法は、日常的に手洗いを心がけ、うがいをし、飲み水に注意するということである。これが、過去の感染症の流行から教えられたもののひとつである。
目次 : 花火と「手洗い」/ 1 近代先進国の産業革命と貿易活動/ 2 欧州「検疫」体制と西洋医学の受容/ 3 転換期の西洋医学と日本人の「不潔」/ 4 新政府発足後の西洋経験と医療行政の設計/ 5 衛生政策と外来伝説病のコレラ情報/ 6 コレラ「衛生の警鐘」と伝染病対策/ 7 改正条約の実施と伝染病の国際関係
【著者紹介】
内海孝 : 1949年生まれ。早稲田大学大学文学研究科修士課程修了。専攻、日本近代史。現在、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/06/29 (火)
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Kouro-hou
読了日:2020/04/16
S.Mori
読了日:2020/04/04
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