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ISBN 10 : 4804613935
Content Description
行仏とは、天地一杯のいのちの力を自らの力として生きること、そこに天地の威儀が現われる。「行仏威儀」の巻を単なる解釈でなく、自らの生きるいのちの言葉として読みとき、新たな息吹を感じさせる提唱録。
目次 : 正法眼蔵 行仏威儀 原文/ 仏法は口ではいえるものではない それなのに道元禅師はなぜ大部の正法眼蔵を書かれたか/ 正法眼蔵のご文章もよくよく案ずればひとえに興正一人がためなりけり/ 私の人生という一生そのものがじつは一〓(けい)の坐禅なのだ/ 地獄へ突き落とされたらどうするか?地獄にじっとつかり込んで身動きできぬと決定する/ われわれ間違えればこそ生まれてきたのだ その限り生きているということはすべて間違っている/ 色気と食気だけは分かる しかしあと分からない、とにかく子供を産んでおけという野蛮時代/ 来生は人間に生まれ変わるといわれた白犬が悩んでいる 土用に三度人間のクソにありつけるかどうか/ やる気も何も失せた最後のギリギリはどうだ?「どうでも勝手にしやがれ御いのち」で死んでいく/ 坐禅修行して悟ろう悟ろうとする求道の姿がじつはそういう形で物足りようとする思いでしかない/ 道元禅師が語られた「眼横鼻直」とは何か?いまの息は、いま息せねばならぬと悟られたのだ/ 仏さんは説法するばかりと思っている ところが仏が法を聴き、仏が修行し、仏が成仏するのだ
【著者紹介】
内山興正 : 明治45年、東京に生まれる。早稲田大学西洋哲学科を卒業、さらに2年間同大学院に在籍後、宮崎公教神学校教師となる。昭和16年、澤木興道老師について出家得度。以来坐禅修行一筋に生き、昭和40年、澤木老師遷化の後は、安泰寺堂頭として10年間弟子の育成と坐禅の普及に努める。平成10年3月13日、示寂(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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