Product Details
ISBN 10 : 4779122929
Content Description
日本国内のヘイトへの違和感、憤りから本書は出来上がった!そして、人種差別主義者にして性差別主義者、移民排斥論者の「トランプ大統領」が選出された「ヘイトの時代」にこそ、本書は刊行される意義がある!アメリカを「人種・民族・国籍・ジェンダー」の観点から論じた刺激的なテキストから浮かび上がる「日本を問い直すためのアメリカ史」!
目次 : 第1部 マイノリティの表象を読みなおす(人種的“他者”としての黒人性―アメリカの人種ステレオタイプを例に/ 先住民族の大地―「移民の国」という幻想への抵抗/ 統治の制度としての多様性―アメリカ同性愛者権利運動の歴史から考える/ テクノロジーが創る国民・エスニシティ―文化的アイコンとしての科学・技術と集団アイデンティティ)/ 第2部 マイノリティの「コミュニティ」を再考する(「差別でなく区別」考―ジム・クロウ(人種隔離)は区別で、ERA(男女平等憲法修正)こそが差別なのか?/ 人種主義を生き延びるためのエスニシティ論―コミュニティの二重性をめぐって/ 労働史から見た移民コミュニティ―オマージュを乗り越えて/ 黒人都市ゲトーを見つめるまなざし―シカゴの事例から)/ 第3部 アメリカの「自由」とマイノリティ(「移動の自由」と「パスポート」―自由の国アメリカにおける不自由/ 「自由の国」の憲法と社会―日系人戦時強制収容から考える/ アメリカ難民政策の問題点―受け入れ国への「感謝」が意味するもの)
【著者紹介】
兼子歩 : 明治大学政治経済学部専任講師。アメリカ合衆国社会文化史、ジェンダー・セクシュアリティ研究
貴堂嘉之 : 一橋大学大学院社会学研究科教授。アメリカ合衆国史、人種・エスニシティ・ジェンダー研究、移民研究、歴史教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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塩崎ツトム
読了日:2017/06/10
ぞだぐぁ
読了日:2017/04/06
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