アルバム単体での入手が困難なのとその中で良曲がまとめてあるベスト盤なので内容は申し分ないです。　一般的な知名度はあまりありませんが、作品のクォリティーとシティーポップとしての再評価のなかでさらに注目を集めているようです。

９６年の最高傑作「miss.G」でファンになり今でも聴いています。その後２枚を出した後、姿を忽然と消し、０８年に突然現れ、正直驚きと嬉しさが込み上げてきました。音楽的には彼女路線は守られていますが、１曲目を聴いた時に以前より少々若々しい声になっているように感じられました。彼女のアルバムは聞き込んでいくと良さが増すので、これからじっくりと味わいたいと思います。ゆったりとした気分になりたい方にはオススメです。

彼女の歌声もいいけれど、せつない歌詞もぐっときます。 全体的に抑えてはいるけれども、さりげなくいろんな新しいことに挑戦しているような気がします。 私は彼女のほかのアルバム２枚も聴いたけれど、これもまたいいです。とくにファーストアルバム。 「ＭＩＳＳ　Ｇ．」というタイトルだったと思います。