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ISBN 10 : 4041098297
Content Description
介護とはいかなる営みなのか。最後まで希望をもって生きるとは―?デイサービスを我が家の一階に移し、軌道に乗り始めた矢先のコロナ禍。介護民俗学を提唱して十年余、できなくなった聞き書き。立ち止まり、助けられ、介護の仕事と向き合う日々の奮闘記。
目次 : 第1章 面倒に巻き込まれてつながっていく/ 第2章 死者とつながる/ 第3章 たくさんのつながりがあるということ/ 第4章 聞き書きの行方/ 第5章 すまいる劇団「富士の白雪姫」/ 第6章 利用者さんが入院する、ということ/ 第7章 それぞれの年末年始/ 第8章 「不要不急」の河童/ 第9章 マロンもまた、つながりの中で生きている/ 第10章 共にあるということへの想像力/ 第11章 入浴は「気持ちがいい」だけじゃだめなのか?/ 第12章 刹那的だからこそ/ 第13章 たとえできなくなったとしても/ 第14章 それぞれのかかわり方で/ 第15章 みんなにとっての居場所であることと誰も排除しないということ/ 第16章 それでも介護の仕事を続けていくという予感/ 第17章 死と向き合うことの哀しみと希望/ 第18章 断片的な語りの聞き書き/ 最終章 「かかわりの歴史」の中で
【著者紹介】
六車由実 : 1970年静岡県生まれ。沼津市内のデイサービス「すまいるほーむ」の管理者・生活相談員。社会福祉士。介護福祉士。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。民俗学専攻。2009年より、静岡県東部地区の特別養護老人ホームに介護職員として勤務し、2012年10月から現職。「介護民俗学」を提唱している。著書に『神、人を喰う―人身御供の民俗学』(新曜社/第25回サントリー学芸賞受賞)、『驚きの介護民俗学』(医学書院/第20回旅の文化奨励賞受賞、第2回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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