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秋の瞳 詩集

八木重吉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784820518594
ISBN 10 : 4820518593
Format
Books
Release Date
November/1999
Japan

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Book Meter Reviews

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  • マリリン

    伝えるという言葉や意志がなくても気持ちが伝わってくる。綴る言葉は少ない。雑多な感情や言葉が溢れ渦巻く世間から静寂な世界に引き込まれる。瞳の中の感情は時に陰鬱であり愉しくもあり、喜びもあり、不安もある。少ない言葉から伝わってくる豊かな感性がよい。 ...きみの心が あまりにも強く 解きがたく 消しがたく 悲しさにうづく日なら 君は この坂路をいつまでものぼりつめて あの丘よりもつともつと高く...のぼってゆきたいとは おもわないか... 「秋の瞳」よい言葉だ。

  • 遠い日

    時々どうしようもなく向き合いたくなる重吉の世界。齢29にして早逝した孤高の詩人、八木重吉。死と信仰の間で、己の生を掻き毟るようにことばを紡いだ詩は、心に深く沁みてくる。美しいだけではない、遣りようのない怒りと迸るような悔しさがそこここに散見されるのも、胸に刺さる。「心よ」、「秋のかなしみ」、「ほそいがらす」、「雲」、好きな詩です。

  • 深田水松

    秋にぴったりの詩集。青空文庫で読めます。素朴な言葉ですが印象深い詩ばかりです。

  • tario

    青空文庫にて。「草にすわる」と「心よ」が好き

  • 南包

    『詩集 秋の瞳(八木重吉)』 解題にこうある。この詩集の初刊は、大正14年8月1日。定価は1円とするべきところ、貧しい青年にも読んでもらいたいために70銭にしたという。その本の再刊、愛蔵版詩集シリーズの一つである。 八木重吉は序で、 【私は、友が無くては、耐へられないのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。】 と、書いている。 最初の詩「息を 殺せ」を引く。 【息を 殺せ】 息を ころせ いきを ころせ あかんぼ

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