明治憲法の思想 日本の国柄とは何か PHP新書

八木秀次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569621456
ISBN 10 : 4569621457
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
追加情報
:
306p;18

内容詳細

戦後、日本国憲法との比較で意図的に悪のイメージが作られた明治憲法だが、実際は内外から称賛された日本の国柄に基づく良法だった。明治憲法の実像に迫り、起草者たちの姿勢と思想から日本の国柄とは何かを問う書。

【著者紹介】
八木秀次 : 1962年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学院政治学研究科博士課程中退。専攻は憲法学、思想史。現在、高崎経済大学助教授、慶応義塾大学講師。2002年、第2回正論新風賞受賞。「保守主義」の立場からの旺盛な言論活動で論壇の注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • phmchb さん

    平成最後の一冊。平成の間に出来なかった憲法改正が令和の間に実現出来れば良いな。

  • Ohe Hiroyuki さん

    本書は、法学者である著者が、敗戦の責任は明治憲法にはなく、その運用であるとして明治憲法の制定及びその運用について概説した一冊である。▼明治憲法の成立史を歴史法学の観点から分析し、諸外国にも評判が高かったとするのが著者の分析である。それは五箇条の御誓文を実現するものであった。▼ただし、明治憲法の運用は、天皇及び臣民が行っていくところ、時がたつにつれ、解釈(特に大権ついての解釈)が都合よくなされていることで、明治憲法の精神が歪められてしまったと結論づけている。▼我々が省みるべきは何かを示さんとした一冊である。

  • ゆーみん さん

    先の大戦はなぜ起きたのか。それが最近の関心事であるが、本書を読んで自分なりの答えが整理できた。先の戦争は、軍部によって明治憲法を自らの都合の良いように解釈さたことによって起きた。明治憲法は額面通りに読むと天皇による絶対王政を担保したものだと思ってしまうが、そうではないということが本書を読めば確認できる。よって、天皇にはその責任はないと思うし、むしろ天皇は立憲君主として誠実に天皇という役割を果たしている。憲法解釈とは恐ろしいものであり、それは日本国憲法の集団的自衛権の解釈にもあてはまる。

  • 松岡智之 さん

    大日本帝国憲法の制定の経緯とその後の運用について。帝国憲法は日本の伝統を反映した立憲主義的な憲法だが、昭和初期に、総力戦の妨げになるとして国粋主義者に排斥されたという。

  • 結城あすか さん

    帝国憲法制定にあたって一番考慮されたのが日本の歴史であり、現在の憲法論者の多くがこのことを考慮していないという主旨は大いに考えさせられるものだにょ。

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