地域から考える環境と経済 アクティブな環境経済学入門 有斐閣ストゥディア

八木信一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641150676
ISBN 10 : 4641150672
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
260p;22

内容詳細

環境問題は地域の問題―身近な地域から、環境と経済を考える、新しいスタイルの環境経済学入門。大学生のゲンバくん・チイキさんとぽっぽー先生が、ときに座学で、ときに現場に赴いて学んでいく。イラストや会話形式の問題提起、節ごとの問いかけ等、楽しい工夫が満載。アクティブ・ラーニングにも最適。

目次 : 0 地域から考えるために―現場からの見取り図/ 1 環境と経済をつかむ―「価格のつかない価値物」のとらえ方/ 2 公害という原点―被害から始まる環境問題/ 3 廃棄物はどこへ向かうのか―大量廃棄社会から循環型社会へ/ 4 農が育む環境―農村を持続可能にすること/ 5 みんなの資源を守れるのか―あなたの身近なコモンズ/ 6 エネルギー自治を求めて―地域でつくる再生可能エネルギー/ 7 まちづくりとアメニティ―景観を守ること・創ること/ 8 グローバルとローカルをつなぐ―地域からの持続可能な発展/ 9 インフラを造り替える―未来への投資/ 10 ガバメントからガバナンスへ―みんなでアクション

【著者紹介】
八木信一 : 1973年生まれ、佐賀県大和町(現佐賀市)育ち。佐世保高専・横浜国立大学卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現在、九州大学大学院経済学研究院教授。おもな著作『廃棄物の行財政システム』有斐閣、2004年(平成17年度廃棄物学会(現廃棄物資源循環学会)著作賞)ほか

関耕平 : 1978年生まれ。秋田県鹿角市育ち。岩手大学卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現在、島根大学法文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nさん さん

    2019年刊行。環境を経済学で深掘りする前の広い視野を提供してくれる。よくある環境経済学の教科書はミクロ経済学をベースに「理論」に固執し、実態が見えにくくなりがちだが、本書は幅広い事例を紹介し「実例」から思考を深めようという方向性が見える。その意味では「環境経済学」というより「環境学」という印象だ。環境問題は様々な主体が対策を実施するが、得意不得意がある。また、対策によって意図せざる問題を生じさせることもある。「強い持続可能性」への取り組みと、ガバメントからガバナンスへ「協働」がより重要となるだろう。

  • 伊野 さん

    公害や廃棄物、農業、コモンズ、インフラなど様々な地域環境の現場において発生した問題に対するアクションの事例紹介を通して環境経済学を解説するという構成。マクロよりミクロ、経済より環境寄りか。環境問題は往々にして政府や市場、そして共同体の失敗から発生している。そういったメカニズム上起こりうる失敗に対応していくために、これからの政策のスタンスとして、バックキャスティングは非常に重要。将来の人たちに資源を残さず負担だけ強いるのはフェアではない。

  • エボシペンギン さん

     図書館のSDGs棚にあったのでとってきた。トピックごとに、テーマ設定、地域の事例を紹介し、課題を示すという構成でほんとに入門書。これ自体では知識としてはほんとうに最低限のところで、トピックもあくまで最低限の用語法を覚えるための補助って感じ。学生さんならここから広げていけるんだろうが、悲しいかな、即効の知識が欲しいおじさんはちょっと物足りなく感じてしまった。  そうは言ってもストゥディアいいですね、読んでいこうかしら。

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