Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• tamami

  読了日：2025/04/15

  ネットの記事に、本日発売とあり、近くの書店をはしごする。といっても田舎故、車で１時間近く移動しての購入となった。地元書店では在庫がなく、某系列書店では十冊ほどが平台にあり、流通の不備を感じる。ともあれ、第１巻読了後の期待を裏切らない内容で、大いに楽しませてもらった。「鞄の中に買った本がある。帰ったらこれを読もう　本棚のどこに置こう…」「一冊を選ぶってことは　他の何万何千の本を諦めるってことでもある…」「すべての本は歴戦のサバイバー」「人が本を動かすんじゃない　本が人を動かすんだ」。幾つもの名言との出会い。

• へくとぱすかる

  読了日：2025/04/18

  読む人、手にとる人の心が映される本。本への思い入れの中に、ちょっぴり哀しい感情がかかわってくると、本の手ざわりと重さが、この上なく美しい色彩を帯びるように見えてくる。日々の生活の中にありながら、心の世界を拡大し、この場に留めておく拠りどころとなるように、人々は本というものを成長させてきたような気がする。歳月の厚みを包んでいるだけに、古書へのあこがれと思いは、もし多少の汚れがあっても、新しい本を開く期待感と比べて、しばしばそれを上回るほど、遜色がないと信じられる。だからこそ本は手元に置いておきたくなるのだ。

• 昼寝ねこ

  読了日：2025/04/27

  『本なら売るほど』の最新巻。今作も本に関わる人たちに心が和む。古い漫画好きの部長さんと性格が可愛い奥さん、エロ漫画家のお姉さん、質屋の娘さんと大切な本を質入れするお爺さん、老舗ホテルのボーイさん、みんなの個性がこの作品を見事に彩っている。あとがき漫画で作者自身が「今まで私が出会ってきたすべての本が少しずつ『本なら売るほど』を形作っています」と記している。きっと素敵な読書経験をされてきたのだろうと羨ましく感じた。作者も宿泊したという山の上ホテルは休館してしまったので泊まっておけば良かったと残念に思った。

• hiro

  読了日：2025/04/20

  第一巻を読メで知り試し読みして即購入を決定する。この漫画は紙の本で読むべきと思い会社帰り大型書店で購入しようとしたがなんと売り切れだったので電子書籍を購入した。そのため第二巻は地元の書店で早々に購入する。第二巻でも古書店「十月堂」には新しい客がやってくるが、読み終わるまで絶対に死ねないくらい、長くて面白い本をくださいと言ってきた丸刈り頭の女性の話が一番インパクトがあった。もし自分もこんな立場になったら「十月堂」でとにかく面白い本を選んでもらって購入したい。今巻で出会った本で既読は『百日紅』だけだった。

• あや

  読了日：2025/04/14

  とある本屋さんにて購入。朝来店した時はなかったのに仕事帰りに再来店すると棚に並んでた！　あまりに嬉しくて大切に抱えながらレジに向かった。　ゆっくり丁寧に読みたかったけどあっという間に読了。 やはりこの本好きだなぁ。　早くも次巻が楽しみ。　

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