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うつ病九段

先崎学

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163912004
ISBN 10 : 4163912002
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

うつ病で将棋が指せなくなったプロ棋士がドン底から現役復帰するまでの軌跡を綴ったベストセラー体験記をコミカライズ。

目次 : 第1話 異変が起きた日/ 第2話 休場届/ 第3話 入院生活/ 第4話 病棟で出会った面々/ 第5話 祝・退院/ 第6話 詰将棋が解けない/ 第7話 墓前での誓い/ 第8話 体験記

【著者紹介】
先崎学 : 1970年、青森県生まれ。81年、小学5年のときに米長邦雄永世棋聖門下で奨励会入会。87年四段になりプロデビュー。91年、第40回NHK杯戦で同い年の羽生善治を準決勝で破り棋戦初優勝。棋戦優勝2回。A級在位2期。2014年九段に。17年7月にうつ病を発症し、1年間の闘病を経て、18年6月、順位戦で復帰を果たす

河井克夫 : 1969年生まれ。95年、「ガロ」でデビュー。俳優としても多くのドラマや舞台に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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うつ病の大変さを知ってもらうには、とても...

投稿日:2021/04/25 (日)

うつ病の大変さを知ってもらうには、とても良い本です。内容も分かりやすかったです。

百合の花束 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キク

    「三月のライオン」の監修をしている先崎が自らのうつ病について語ったエッセイ。羽生善治と先崎学が、文章の上手いニ大棋士だと思っている。漫画化された方を読んだけど読みやすかった。普通はうつ病の時の自分を、こんなに冷静に文章化できない。うつ病とはどういうことなのか、すごく伝わってくる。「狂気の淵まで潜る必要がある(by羽生善治)」棋士の中でも特に筆達者の先崎だから、これを書けたんだと思う。「The Show Must Go On」棋士だけど、棋士だから、将棋の力で切り抜ける。そう語る先崎の棋士の矜恃がカッコいい

  • りんご

    これ、最初の辺を無料で読んで気になってました。図書館で遭遇、ありがたや。動けない、決められない、考えられない、眠れない症状が生々しく描かれています。「毎日何十回も電車に飛び込むイメージが頭の中を駆け巡っている」病気ですね、死に吸い込まれてしまう病気。日内変動があり、そして完全寛解ってのはまずないです。そういうもの。辛いですね。誰でもなりうる。

  • 鷺@みんさー

    ドラマも原作も見てないし『3月のライオン』も読んでない。将棋のルールも全然知らない私だけど、うつのつらさはよぉーく知っている。そんなわけで全く違う世界に生きている者ながら、「ああ、わかる」と頷くことしきり。ラスト近く、精神科医である著者の兄が、「うつ病は心の病気ではなく、脳の病気」「人間は、理性で理解できない物事を遠ざける(だから当事者以外に理解できず偏見が減らない)」「精神科医は患者を自殺させないためにいる」と言った言葉が力強かった。著者の過去のエピソードと相まって、読む人を勇気つけてくれる一冊だと思う

  • りらこ

    週刊文春の連載や、3月のライオンのコラムなどで、自分を客観視しながら時に鋭く、面白い文章を書く方だなぁと思っていたら、鬱で入院されていたとは。心が疲れていく様子、とはいっても本人的には急にガンと来たようだけど、希死念慮の高まり、そこから入院、退院。毎日のしんどい様子と振り幅の大きな回復の様子。しんどかっただろうな。医師のお兄さんの存在が大きい。ここまでリアルに書いてあってこちらは漫画だけれど、本のほうも読みたくなる。お兄さんの言葉、うつは脳の病気、というのが沁みる。

  • akihiko810/アカウント移行中

    うつ病になった将棋棋士の、闘病&入院記のコミカライズ。原作既読。印象度A  原作は既読だが、コミカライズを改めて読んだ。父もかつて鬱で入院し、私も鬱じゃないが精神病院に3か月ほど入院したので、精神病院にはなじみがある。プロ棋士という頭を使う職業なのに、何も考えられなくなるのは辛いよな。回復期にたくさん散歩して回復させたそうで、父も退院後臥せってばかりだったので、毎日無理やり散歩に連れ出して一緒歩いたのを思い出した

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