Product Details
ISBN 10 : 4000612913
Content Description
全米第四位の投資銀行の経営破綻から、株価暴落、景気後退、失業急増などの「悪夢の連続」が世界中を覆ったリーマン・ショック。その惨劇から一〇年、各国の経済はすっかり立ち直ったかに見える。しかしより深く眺めれば、危機の「置き土産」として、債務の爆発的膨張、金融政策の迷走、地政学の変貌という三つの潜在的リスクが残存している。中国の不安定な金融制度、ポピュリズムに揺さぶられる不完全通貨ユーロ、米中貿易戦争など、世界各地に埋め込まれた時限爆弾が、資本主義のシステムを脅かし続けているのだ。危機の病巣を解析する警告の書。
目次 : 序章 危機の残滓 リーマン・ショックから一〇年/ 第1章 放置された資本システム・リスク―「悪夢の連続」の置き土産/ 第2章 中国は世界経済の勝者になれるか―膨張する債務/ 第3章 不完全通貨「ユーロ」―EUの苦難は続く/ 第4章 安定性を失う米国―傷つけられるドルの信認/ 第5章 日本の歪んだ資本システム―積み上がる公的債務/ 第6章 世界資本システムの危機―各地に埋め込まれた時限爆弾
【著者紹介】
倉都康行 : 1955年生まれ。東京大学経済学部卒業後、東京銀行入行。東京、香港、ロンドンで国際資本市場業務に携わった後、バンカース・トラスト、チェース・マンハッタン銀行のマネージングディレクターを経て、現在RPテック代表取締役、産業技術大学院大学グローバル資本システム研究所長、産業ファンド投資法人執行役員、国際経済研究所シニアフェローなどを兼務。日本金融学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kentaro
読了日:2018/12/12
gokuri
読了日:2018/12/07
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