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アメリカ本土を爆撃した男

倉田耕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784901622806
ISBN 10 : 4901622803
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan

Content Description

全米を震撼させた男に、なぜ大統領は星条旗を贈ったのか?

目次 : 第1章 老兵の追憶(青天の霹靂/ グラマンを撃墜/ 老骨に鞭打つ ほか)/ 第2章 米本土ヲ空襲セヨ(征途につく/ 米商船を撃沈/ 第一次米本土爆撃 ほか)/ 第3章 昨日の敵は今日の友(特攻隊を率いる/ まさかの敗戦/ 平成の運動会 ほか)

【著者紹介】
倉田耕一 : 昭和27年、秋田市生まれ。業界紙記者を経て昭和63年、産経新聞社に入社し、秋田支局、水戸支局、東京本社などに勤務した。現在はフリーランスとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat

    伊25から出撃しオレゴンの山中!?知らなかったなぁ。戦争を決して肯定する訳ではないが、氏の飛行技術と根性は見上げたもの。加えて、戦後の”交流”がとても清々しい。藤田氏の人柄と真摯な姿勢の賜物。”刀”への交錯する複雑な思いにも共感。無論、それに応えるブルッキングズ市民の方々の心も無私。誤解を恐れず言えば、雨降って地固まる。友好関係を是非更に発展させて欲しい。それにしても、『ルックアウト空襲』とは、粋な名称とも言える。

  • KAZOO

    このホームページでの読み友さんの紹介でこの本を読みましたが、このような人物がいたことを初めて知りました。薄い本ですぐ読めてしまいますが、時間を昔の戦時中と現在での生きざまを描いていて感動するものでした。今の若い人にこのような人がいたことを少しでも知ってもらいたいと思っています。

  • ヘタ

    タイトル通りの海軍航空機乗り、藤田信雄元中尉の伝記。特攻隊の生き残りでもあった。元産経新聞記者の著作だけあって、事実を捻じ曲げず、あったことを淡々と記述するスタイルで読みやすかったです。神風特別攻撃隊についても少し触れてありました。お前に作戦用兵のなにがわかると叱られそうですが、胸の悪くなる攻撃方法です。既に決着がついてしまっているなかで、生きて帰って来いよという大人の声が過半数を占めることがなかったのは、痛恨事です。

  • 金吾

    まずアメリカ本土を空襲した事実を知りませんでしたので驚きました。また戦後のアメリカの対応も勇気を重んじる国民性が伝わり良かったです。藤田さんの人柄や日本政府の姑息さ、それを正直に伝えた大平官房長官も印象に残りました。著者の感情を押さえた書き方も良かったです。

  • いちろく

    図書館本。大戦中、唯一アメリカ本土を爆撃した藤田信雄の戦前と戦後の生き様を綴ったノンフィクション。戦後、償いと日米間の友情と平和の架け橋として、個人での自主的交流をした姿には、日本人の一人として敬意を払う。また、彼の武勇と贖罪、そして日米間の架け橋としての活躍を日本以上に讃え、歓迎したアメリカという大国の凄さも感じた。

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