日本人にとって日記とは何か 日記で読む日本史

倉本一宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784653043416
ISBN 10 : 4653043418
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
274p;20

内容詳細

天皇以下の皇族、公卿以下の官人をはじめ、武家、僧侶、神官、学者、文人から庶民に至るまで―なぜ、日本ではさまざまな人々によって日記が残され、読まれてきたのか?古代から中世・近世・近代の歴史、日記と物語・和歌といった文学作品との比較、はたまた日記の言語学、さらには、近代教育における日記や心理学からみた日記など。第一線の研究者たちが、日記文化の豊饒な世界にいざなうシリーズ第1巻!

目次 : 第1部 日記と歴史(日記が語る古代史/ 日記が語る中世史―女房と日記/ 日記が語る近世史―近世公家日記の記述から/ 幕末の遣外使節日記/ 日記が語る近代史)/ 第2部 日記と文学・言語(日記から『源氏物語』へ・『源氏物語』から日記へ―『紫式部日記』・『とはずがたり』における「われ」の構築/ 日記と和歌『中務内侍日記』を例に/ 日記文学と言語学―前期王朝時代を中心に)/ 第3部 日記を書くことと読むこと(日記と教育)

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年三重県生。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学、博士(文学)。国際日本文化研究センター教授。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chisarunn さん

    「紫式部日記」「とはずがたり」の部分だけ読むつもりだったが、他の章も面白くてビシバシ読んでしまった。特に幕末の「幕末の遣外使節日記」。日記の話もだが、執筆者が"開国とは何か"という点において、「ある国に生きる人間達が世界に心を開き、意識の境界を解き放って自らを世界のなかに置いてみることからのみ進行する本質的な開国(中略)そうした自意識の有無を問わず同様に心を開いていった人々が束になることで日本の開国はなったのだ」と書かれていた。軽い表現になってしまって悔しいが感動した。

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人物・団体紹介

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倉本一宏

1958年、三重県津市生まれ。1983年、東京大学文学部国史学専修課程卒業。1989年、同大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。1997年、博士(文学、東京大学)。現在、国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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