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平安貴族の日記を読む事典 御堂関白記・小右記・権記

倉本一宏

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642084826
ISBN 10 : 4642084827
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

藤原道長・実資・行成ら平安貴族が日々記録していた日記(古記録)から、政務・行事・信仰・生活などを知る一〇一の言葉を解説。書き手の性格や心情を読み解き、政治情勢、皇族らの人間模様から貴族社会の実像に迫る。

目次 : 総説 日記(古記録)とは何か/ 『御堂関白記』とその記主藤原道長/ 『小右記』とその記主藤原実資/ 『権記』とその記主藤原行成/ 政務/ 儀式と行事/ 信仰/ 生活/ 記主の人となり/ 同じ日の日記の比較/ 付録

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年、三重県に生まれる。現在、国際日本文化研究センター名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ohe Hiroyuki

    政務、儀式と行事、信仰、生活とトピックごとに各「日記」の記載を引用しながら、解説がなされる。「日記」を読むための副読本という位置づけといえる一冊。本書だけを読んで中世の日本社会の理解を進めるのもよい▼著者の記述から、穢れという思想や僧侶による鎮護国家の影響は大きいものの、政治権力の争いや病気になった時の対応(隔離、服薬)などは案外今の私たちにも理解できるような「合理的」な対応を取っていることが見えてくる▼思想でありながら、穢れを理由に参内したりしなかったりする等政治の駆け引きに使われているのは興味深い。

  • skr-shower

    パラパラと。公的な資料がないから日記で、というのは良いことなのか?書き損じを見ると、墨だし消せないよねと親近感。崩し字読解をもうちょっと頑張ってみるか。

  • Jirgambi

    同作者による現代語訳『権記』を全巻一応は読破したが分からないところを補う為に購入。副次的に平安の歴史用語とその用例というべき古記録上のエピソードを解説してくれる、事典とは言いながら読み物として面白い本。 ただし同作者の本を通読していれば気づくことだが既知の記述・引用も目立ち、書き下ろしの記述はさほど多くない。とはいえそれは研究の成果を民間アマチュアへ普及させてきたことへの賜物であり、本書の価値を損なうものではない。寧ろコレをきっかけに次は『御堂関白記』へと読むのを挑戦したくなるのだった。

  • 読書記録(2018/10〜)

    おかしな言い方だが、買ったはいいが読む前はもっと面白くないと思ってた。そこはさすがの著者、一般読者相手に読ませる文章でのエピソード紹介(ありがたや)で、するりと読了。しかし読みどころのわからないなかで各日記を頭から読むのはちょっとしんどかろうなあ。

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