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ISBN 10 : 410610511X
Content Description
短歌の上達に早道や抜け道はないが、陥りやすい“落とし穴”を知っていれば、無駄な回り道はせずにすむ。そして“素材”(=伝えたい思い)の持ち味を生かすために、さまざまな“道具”を持ち、“調理法”を知っておくことが大切だ。「味覚に訴えてみよう」「理屈は引っこめよう」「季節の変わり目をとらえよう」―。現代を代表する歌人が投稿作品の添削を通して伝授する、日本語表現と人生を豊かにする三十二のレシピ。
目次 : 味覚に訴えてみよう 擬音を生かそう/ 時には荒療治を試してみよう 「あの」って、どの?と言われないようにしよう/ 比喩の出し方に心をくだこう だめ押しの一歩手前で止めよう/ 枕詞をつかってみよう 同じ言葉、同種の言い回しは避けよう/ 序詞をつかってみよう メールを使って恋をしよう/ リフレーンをつかってみよう 時には表現を薄めることも/ A+Bの効果を狙おう 倒置法を活用してみよう/ 理屈は引っこめよう 意味の重なりに気をつけよう/ 読者を信頼しよう ものづくしという手法/ あと半歩のさじ加減を考えよう 時にはドラマチックに/ 格言的なフレーズを生かすには、「ような」をとって暗喩で勝負してみよう/ 動詞にひと工夫してみよう 「は」と「が」で変わること/ リズムをとるか助詞をとるか 動詞をさらに工夫してみよう/ 主役は一人にしよう 語順をよく確認して仕上げよう/ 「できごと+思い」という構造 旅の歌を詠んでみよう/ 季節の変わり目をとらえよう 歌の並べ方を考えよう
【著者紹介】
俵万智 : 1962(昭和37)年大阪府生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代に、佐佐木幸綱氏の影響を受け、短歌を始める。86年に角川短歌賞、88年に現代歌人協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヴェネツィア
読了日:2017/06/04
七色一味
読了日:2014/05/03
にゃんこ
読了日:2014/08/26
ゆみ
読了日:2018/03/20
ふみ
読了日:2017/09/02
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