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人斬り美沙の人事査定帳 実業之日本社文庫

保坂祐希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408557519
ISBN 10 : 440855751X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

会社には、外から見えぬ闇がある。社員には、破ってはならぬ掟がある―。大手家電メーカー『ミツバ電機』の人事部長・檀上美沙子は『人斬り美沙』の異名通り、一見冷酷非情だが、パワハラ、セクハラは絶対に許さない。忖度なく人事異動を行う彼女が、入社一年目の風変わりな部下・入江と共に社内の醜き悪を成敗していく。スカッと痛快、エンタメお仕事小説見参!

【著者紹介】
保坂祐希 : 2018年、自動車業界の闇を描いた『リコール』(ポプラ社)でデビュー。大手自動車会社グループでの勤務経験があり、それを活かしたリアリティある世界が話題に。2020年に『黒いサカナ』(ポプラ社)、2021年には『大変、申し訳ありませんでした』、翌年にはそれに続く『大変、大変、申し訳ありませんでした』(共に講談社)を刊行。社会への鋭い視点を持つシリアスさと、柔らかく軽妙なタッチを併せ持つ、エンターテインメント企業小説で現在活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GAKU

    主人公の人事部長・檀上美沙子の時代劇口調の言い回しが笑えた。現代版、大岡越前?かるーい、エンタメ小説。

  • MILKy

    2022.オフィスにおこる断罪コメディが子気味良い!ー昔はカワイイ女子だった?!ー大手家電メーカーの人事部長は当時のある事件により、一新、総務から人事へ転身、人事部長へ。人斬り美沙との異名だけあり、冷酷非情に断罪するも、決して間違っていないし、会社にこういう人ってひとりはいてもらいたいもの。私が属していた全員腐ったブラック会社にもこういう人がひとりでもいてくれたら…私も違ったなと思う…入社一年目の入江をお供に成敗してゆく。コメディ要素高いのでサクッと読めるが、実経験の伴う私としてはよりリアリティ求ム!

  • 秀玉

    一気読み。会社とはこんなところだろう。度は越していると思うが、こんな人事部長がいても良いと思う。私も会社員として40年を越えたが、基本全て上にたつひとは「ひらめ」だ。自分の出世と保身しか考えていない。管理職は部下の側に立つことも必要と言われるが、私は直属の上司もその上の偉い人といっしょになって部下をなじっているのを見ている。部下をかばうなんてこともない。さらにいかにして災いを遠ざけるか、関与しない、あるいはしらなかったふりをする上司ばかりだ。そして解決に動いてくれない。本作の最後、こんな子いるよねと納得。

  • アジャ

    ブックオフでおまけに買った本。大手家電メーカーの人事部長の檀上美沙子が、部下の入江を使って社内の不正やハラスメントを時代劇調に一刀両断するというスカッとするお仕事小説。息抜きにどうぞ。彼女の上司の天野取締役とのやり取りが面白い。

  • ShiorinTwins

     大企業の人事部長と少しクセのある新入社員が社内で起こる様々なトラブルを解決していく。秘書室の派閥争い、セクハラ、パワハラなどなど、苦しんでいる社員のために潜入捜査をしたり、返送したり、いろいろな方法を使う。最後には多少話が単調でやや飽きてしまったこともあったものの、読後感の良い作品であった。

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