Special Features Related to This Product

Books

「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました

保坂祐希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065310076
ISBN 10 : 4065310075
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

75歳、両親が遺した鎌倉の家に一人暮らしの晴恵。一人息子の達彦は、大学進学をめぐる意見の食い違いから「死ね、クソババア!」と捨て台詞を残して家を出て以来、ほとんど音信不通。終活を意識し始めた晴恵の元に、55歳になった達彦が突然非の打ちどころのない嫁を捨てて帰ってきた!母と息子のドタバタ、高齢者あるある、そして最後はほろりと泣ける、すべての親子に贈る物語。

【著者紹介】
保坂祐希 : 2018年、『リコール』(ポプラ社)でデビュー。社会への鋭い視点と柔らかなタッチを兼ね備えた、社会派エンターテインメント注目の書き手。大手自動車会社グループでの勤務経験がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんごろ

    息子、50歳を超えようが、親にとっては、いつまでも子供。常に子供達の事を考えているものだ。75歳の母が55歳の息子の事を考えて、いろいろ世話を焼くのも当然である。捨て台詞を残して家を出た達彦。ほとんど音信不通だったのに、突然帰ってきた。母の晴恵は、達彦の頑固さの変わらなさに加え、息子との距離感を掴めない。でも、そこは母親。息子の事だけを考え世話を焼く。そんな二人暮らし、いろいろな事があって、相変わらず溝は深いけど、やっぱり、そこは親子なんだよね。しっかり親子の絆があった。ホロリときました。

  • いつでも母さん

    エピローグで泣かされる。息子がいる私はこんな暴言は受け止められない。だが、明日のことは分からないのが人生でもある。40年近く疎遠だったにもかかわらず、75歳になっても息子の尻拭いをしようとするのが切ないし、自分の余命宣告のことより、息子のこれからを心配しちゃうのは母親なんだよなぁ。だが、不器用な息子を躾け直し子離れ(親離れ)する過程は私に響いた(私に出来るか?)悪い人は出て来ないので楽しく読める。マアちゃんの存在が好いなぁ。息子・達彦よ、嫁・雅代と仲良くと祈りつつ、上手く行きすぎとも思っちゃう私だった。

  • ゆみねこ

    大学進学をめぐる意見の食い違いで「死ね、クソババア!」の捨て台詞を残して家を出た息子。ほぼ行き来を絶っていた息子が「離婚するから」と突然帰って来た。いきなり始まった二人暮らしはギクシャクしてままならない。そんな中で母親に余命2年の宣告、息子には多額の借金が発覚。それでも息子とは絶対別れないという嫁。どうなるこの家族?母の決断は潔いけど、最後は切なくて泣けてきた。親友・マァちゃんの存在に救われた。

  • さぁとなつ

    表題に惹かれて手に取った。保坂さん初読み。登場人物はみんなすれておらず、自分の気持を真っ当に言えるので、真っ直ぐにサラサラと読めた。でも、内容は離婚、子連れ再婚、子育て(息子)、親の介護、死に方、家族の再構築、自分の死に際、女どうしの友情etc結構重いものが詰まっていた。上手くいかないこともあり、綺麗事ばかりではないところもリアル。最後は涙腺崩壊。親はいつまでも親なのだと思う。息子設定だから話が綺麗なのかな?(うちは娘ばかり)子どもに老後の面倒をかけたくないのは同じ。施設にうまく入れるかな。費用も不安。

  • ゆきこっち

    息子がいる母親として「死ね、クソババア!」のタイトルにひかれ即借りて読みました。母親の晴恵さんに共感しっぱなし!子育てってほんと大変!幼馴染のマアちゃんの存在が羨ましい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items