カンバセイション・ピース 河出文庫

保坂和志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309414225
ISBN 10 : 4309414222
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
476p;15

内容詳細

小説家の私が妻と三匹の猫と住みはじめた築五十年の世田谷の家。そこに暮らす人々の音や交錯する視線に誘われるように立ち上がる家の記憶は、やがて生と死、過去と現在を溶かした壮大な交響曲となり、いま私たちは“世界の深層”を体感する。日本文学の傑作にして、著者代表作。

【著者紹介】
保坂和志 : 1956年、山梨県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。93年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年『この人の閾』で芥川賞、97年『季節の記憶』で谷崎潤一郎賞と平林たい子賞、2013年『未明の闘争』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ごくありふれた日常の光景を、彼の手にかか...

投稿日:2018/12/30 (日)

ごくありふれた日常の光景を、彼の手にかかると、何にも代え難い極上の至福の体験に変わってしまうから不思議です。

Joe さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓@勉強中 さん

    猫好きの大人におすすめしたい作品。こういう本は昔を振り返るだけの余裕のある人でないと楽しめないだろう。

  • きょちょ さん

    子供の頃に住んだことのある家に、大人になってから再度住むことになった主人公。 昔と今、その家に住んでいた人をうまく交錯させながら、「人間の感性」を描く。 保坂作品らしく、主人公はいろいろなことを(私は絶対そこまで考える事のないテーマに)あれこれ考える。けれど主人公自身関心がないことは実にあっさり片づけてしまう・・・。 ん〜、それってどうかなぁ・・・。 家の庭の木々をここまで細かく描かれて、これを楽しめる読者は偉いと思う。 横浜ベイスターズの選手それぞれの応援歌、私は読むだけで赤面してしまう。 ★

  • ぷるいち さん

    保坂さんは「プレーンソング」が非常に面白いと思っていて、特にあの小説のなかで描かれる集団生活が気に入っていた。基本的にこの小説も同じ構造、生活様式を持つのだけれど、内田さんをはじめ、浩介や妻の理恵はもっと歳を重ねていて、他の年代と異なる立場を前提として話をする。世代間の対話を小説に落とし込んだのは面白いのだけれど、僕がまだその年齢でないからかどうも鼻についてしまった。一方で横浜ベイスターズの話になると、なんとも筆致が生き生きとしている。歓声を描かなくても、球場のなかの暑さや声がすっと重なる感じ。

  • 土瀝青 さん

    小説家内田さんの住む、古い日本家屋に飼われている猫の気持ちになってしまいました。

  • Fondsaule さん

    ★★★★★ 猫の話から花火、横浜ベイスターズ、哲学、幽霊と何でもありなのだが、ドラマティックなことは何も起きない。 ただ、読み終わると世田谷の家にいた気分になる程、情景が目に浮かぶようになる。    『カンバセイション・ピース』というのは 「家族の肖像」という意味なんだそうだ。18世紀イギリスで流行した集団肖像画の一形式で、家で壁に掛かっている家族の肖像が、お客が来ると話の糸口になる。それから転じてそういう絵自体が『カンバセイション・ピース』になるってことらしい。

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