Product Details
ISBN 10 : 458241110X
Content Description
戦後すぐの1947年、台湾では民間人を政府が過酷に弾圧、多数の死者を出した二・二八事件が起きた。事件をめぐる認識の対立と史実を対話的に再検討しつつ、台湾の現代史を叙述する。台湾民主化の達成によっても、克服できない歴史認識の対立。二・二八事件、白色テロをめぐる記憶の抗争の歴史を辿る。
目次 : 第1章 「再植民」と「再光復」の間/ 第2章 二・二八事件への道のり/ 第3章 事件の経過と社会亀裂の深刻化/ 第4章 自由中国としての台湾/ 第5章 一九六〇年代における台湾社会の変容/ 第6章 転換期を迎えた一九七〇年代の台湾/ 第7章 民主化の進展と歴史記憶の喚起/ 終章 族群和解と過去の克服
【著者紹介】
何義麟 : 1962年台湾生まれ。1999年東京大学大学院総合文化研究科学術博士取得。国立台北教育大学副教授、同大学台湾文化研究所所長。著書に、『二・二八事件―「台湾人」形成のエスノポリティクス』(東京大学出版会、2003年、第20回大平正芳記念賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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coolflat
読了日:2018/04/27
東京には空がないというけれど・・・
読了日:2019/04/29
Atsushi Sakamoto
読了日:2016/04/23
takao
読了日:2018/10/04
akanishi
読了日:2020/09/01
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