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ISBN 10 : 4044004102
Content Description
歴史にただ一つの真実というものはない―。誰の視点で語られているのか、誰がそれを重要な事柄と判断したのか。強者の発する声だけでなく、弱者の声もすくい、複眼的に見ることで、客観的真実が浮かび上がる。すべての歴史を現代史として捉えて、現在は過去との対話という観点から、戦争へと突き進む昭和と、戦後70年の日本社会の軌跡を辿る。リベラルな視点で昭和を捉え直し、現代日本に警鐘を鳴らす。
目次 : 疑念を持って歴史を見つめる視点―もうこれ以上だまされてはいけない/ 銀行を潰したのは誰だ?―昭和恐慌はなぜ起きたのか/ なぜ軍国主義に染まっていったのか―苛烈化する思想/ なぜ「世界の孤児」へと暴走したのか―満州事変から国際連盟脱退にいたる道/ 時流に媚びない人たち―彼らはどう異を唱えたのか/ 戦争協力と戦争責任を考える―日本的な同調型思考停止社会のワナ/ つくられた終戦記念日―本当の終戦はいつだったのか/ 戦後を牽引したニッポンの会社の裏側―サラリーマンはなぜ「社畜」化したのか/ 労働組合は何をしてきたか―なぜか嫌われる理由と本来の意義/ 社会党はなぜダメになったのか―リベラル勢力の凋落に思うこと/ 創価学会はなぜ現代のタブーになったのか―政教分離を瓦解させたモンスターの正体/ 組織・社会とどう関わっていくか―「個」を殺されずに生きるために/ 黒幕たちの昭和史―闇の世界の顔役の動き
【著者紹介】
佐高信 : 1945年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教員、経済誌編集長を経て、現在、評論家として活躍。「憲法行脚の会」呼びかけ人の一人。「週刊金曜日」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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阿部義彦
読了日:2018/09/17
Eimi
読了日:2020/08/16
ユ−スケ
読了日:2024/05/24
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