うまれてきた子ども えほんはともだち

佐野洋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591037515
ISBN 10 : 4591037517
フォーマット
出版社
発行年月
1990年12月
日本
追加情報
:
29cm,32p

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読書メーターレビュー

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  • とよぽん さん

    うまれたくなかったからうまれなかった男の子。うまれてないからかんけいない、と何も感じない。なぜ、うまれたいと思ったのか、転換点が大事だ。赤と緑の描画が青と黄色に変わった。勢いのある線。ところで、犬はどんな役割だったの?  佐野洋子さんは『100万回生きたねこ』の作者で有名。谷川俊太郎さんと一時期結婚していた人でもある。

  • がらくたどん さん

    「うまれたくなかったから うまれなかった子ども」は世界の全てが関係ない。食べたくないし、痛くもないし、けんかを見ても何にも感じない。でも、誰かさんに優しく絆創膏を貼ってもらっている誰かさんを見ていたら「かんけいない」のに自分も絆創膏を貼ってほしくなった。「ばんそうこう」と誰かさんにしてほしい事を叫んだ途端に「うまれなかった子ども」は「うまれた」んだ。生まれているのはくたびれるけれど、「生まれてきた子ども」を生きいるんだ。表情のない木像のように、いろんな読み方ができる絵本です。今の私はこんな風に読みました。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    「生まれたくなかったから生まれなかった子どもがいた」というスタートにはドキリとさせられました。 胎児にも、生まれたくないという意志や、生まれないという選択肢があるのだろうか。 「生まれてこなければよかった」という自己否定をする否定があります。 でも、絵本の子は、生まれてきたことで初めて生きていることを喜び、実感しているのです。 回りくどいお話ですが、生まれたくなくても、生まれてきてよかった。 親も子も実感したいですね。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    「生まれたくなかったから生まれなかった子どもがいた」というスタートにはドキリとさせられました。 この世には、いろんな事情で生まれてこなかった子どもたちの魂が浮遊しているのでしょうか。 想像すると、恐ろしくもあり悲しくもありますが、やっぱり存在感を持たない寂しさが大きいに違いありません。 生まれてきたからこそ、体感できていることがあるのです。 くたびれるかも知れないけれど、生まれてきて良かった事を、大切にしたいですね。 この絵本は、少々めんどくさい自己肯定の絵本だと思います。

  • 遠い日 さん

    生まれたくなかったから生まれなかった子どもが、この世にある「愛」に気づいて初めて「生まれる」ことにした日。おかあさんの愛情を一身に受けて、心の満足を得るようすが、とってもほほえましい。「うまれているの くたびれるんだ」ということばに、生きることの重みさえ感じて、わたしはちょっと泣きたくなった。

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人物・団体紹介

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佐野洋子

絵本作家・エッセイスト。1938年中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。主な作品に『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『ねえとうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だっ

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