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犬を盗む 実業之日本社文庫

佐藤青南

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408559759
ISBN 10 : 440855975X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

殺人現場に残された愛犬の痕跡――真実を知るのは、その瞳だけ。深まる謎、犬との絆に感涙&一気読み必至の長編ミステリー!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 布遊

    久々のミステリー。面白かった。各章とも犬の僕目線から始まる。かつて両親を撲殺したコンビニ店員松本が、老女殺しの犯人か?松本の同僚は、松本の理解者?最後でどんでん返し。松本は、その後どうなるのか?作家真希の夫婦関係は?続きが読みたい。

  • 信兵衛

    とにかく読んでいて面白い。ページをめくる手が止まりません。 もの言わぬ小型犬ロングコートチワワのシロが、各章冒頭でその胸の内を語るという構成が絶品。そこにはいったい、どんな秘密が隠されているのか。 また、古いアパートで孤独かつ地味に暮らす松本が、飼い犬のシロを大事にする様子、松本の保護の下でシロが元気に過ごす様子が、とても愛おしくてたまりません。

  • NAOAMI

    両親を金属バットで撲殺した少年が服役後、名を変えてコンビニ店員として社会復帰、殺された資産家の犬を「盗んだ」ことで、疑惑の渦中となる。彼を追う潜入ライター・コンビニの夜勤仲間、事件を追う犬アレルギー刑事と同僚。怨恨?金目的?どうやら飼い犬が連れ去られた?犯人の目的が解らす混沌。犬連れつながりから彼への疑惑を深める女性作家の病み具合、SNSへの書き込みからの病的な笑顔とか、事件そのものより恐ろしい。彼女の暗闇の理由も終盤明らかになるが後の祭りノンフォローと突き放す。「僕」が語る(!)真実のピュアさが沁みる。

  • さまのすけ

    犬好きのミステリー愛好家にはそれなりに楽しめた作品。 ただ犬にあまり関心がない人からすると、ミステリーとしてはちょっと薄味かなと。 特にミステリー作家の小野寺真希が真相に近づいたものの、物語終盤に意外な形であっけなく退場したのは拍子抜け。 エピローグまで読み終えてから再度プロローグと各章冒頭の犬の心理描写を読み返すと思わず「あ、犬は確かに真実を知ってたんだ」とニャっとしてしまう点は秀逸だった。

  • hal

    意外にしっかりしたミステリー。犬目線のエピローグはグッときました。

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