Books

花押を読む

佐藤進一(日本史)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582763676
ISBN 10 : 4582763677
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2000
Japan

Content Description

古文書研究、中世政治史研究の第一人者による、中世から現代に至る花押史研究の名著。単なる筆跡研究を越え、分析の視野は、文書様式、政治権力の性格にまで及ぶ。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 白隠禅師ファン

    佐藤進一といえば中世史家の超ビッグネームですが、古文書学の面でもスーパービッグネームなんだなと感じる一冊でした。織田信長の花押が「麟」を表すことを明らかにした経緯(勝麟太郎の麟と似ていた)からして、守備範囲が広すぎだろとも感じました。

  • MUNEKAZ

    「信長の花押は「麟」の図案化」という有名な説の初出本。著者は勝海舟(通称は麟太郎)の花押からヒントを得たというが、素人目には判別不能な図を、傾けたり裏返したりしながら、元の字を探っていく試みは単純に凄いの一言。草書体やくずし字に関する知識が完璧に備わっていなければできない仕事であり、ホントに花押が「読める」のである。近現代の花押も紹介しており、ひらがなやイニシャルのローマ字が由来の花押もあったりして驚かされる。単純な署名の代わりから印章化が進み、図案も複雑化して政治的な意味も付与される。その変遷が面白い。

  • 伯爵夫人

    花押を読もうとはマニアックだなと思っていたけれど本書にはその成り立ちや系統が詳しく書かれていてなかなか奥深い。私としては三角形のどっしりしたものが好きなんだけど、系統を追っていけば北条義時系か。あとは井伊家の丸っこいのも好きだし。花押だけ見てても面白いし、真似して書いてもいい。自分の花押も考えるけど難しいわぁ。

  • 邑尾端子

    古代から現代に至るまで永く我が国で用いられてきた花押について、文字として解読してみよう、という主旨の一冊。通常の古文書解読とは異なり、角度を傾けたり裏返したり分解したり、あるいは同属者や似た名前の人の花押を片っぱしから見比べて共通点から類推したり・・・とパズルのように解読していくのが面白い。近代の政治家の花押にはローマ字を用いたものも多い、というのは知らなかったので純粋に驚いた。

  • Tadashi_N

    き作法に沿って自分の花押を作ってみよう

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items