よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる

佐藤賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087880557
ISBN 10 : 4087880559
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
追加情報
:
336p;19

内容詳細

歴史のなかに、鍵がある。一神教から俯瞰する約三千年の世界通史。直木賞、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞作家、西洋歴史小説の第一人者による明解講義。

目次 : 第1部 古代の一神教(ユダヤ教の誕生/ キリスト教の成立/ イスラム教の出現)/ 第2部 中世の一神教(祖国なきユダヤ人/ 俗化するローマ・カトリック/ 繁栄のイスラム)/ 第3部 近代・現代の一神教(プロテスタントの分離/ イスラムの遠い近代/ イスラエルの建国/ 現代の一神教)

【著者紹介】
佐藤賢一 : 1968年山形県鶴岡市生まれ。山形大学教育学部卒業。東北大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程単位取得満期退学。1993年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞受賞。99年『王妃の離婚』(集英社)で第121回直木賞受賞。2014年『小説フランス革命』(集英社)で第68回毎日出版文化賞特別賞受賞。20年『ナポレオン』(集英社)で第24回司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • イトノコ さん

    図書館本。世界の3つの一神教…ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のなりたちと歴史について解説。/途中若干の中弛みはあったが、冒頭のなりたちはわかりやすい。日本人にはピンときにくい、ユダヤ教とキリスト教なんて同じようなもんと思ってしまっていたが、キリスト教徒からユダヤ教徒への差別感情は、キリスト磔刑まで遡るとは。そして興味深いのは後半の政教分離の項。先進的な政教分離の国のアメリカに敬虔なキリスト教徒が多いのは建国の歴史に由来するが、他の教義解釈を尊重するのがプロテスタント。それを堅持するための政教分離だと。

  • ta_chanko さん

    ユダヤ教の起源はアメンホテプ4世のアトン信仰?いや、王妃ネフェルティティがミタンニ出身なので、メソポタミア方面に一神教の起源があったのでは?キリスト教は、民族宗教であったユダヤ教の限界を超えてローマ帝国内に広がり、ローマの多神教やゲルマン・ケルトの土俗的宗教を聖人信仰として取り込み、世界宗教に発展。紆余曲折を経て政教分離を確立しながら、宗教改革・科学革命をおこして近代化を実現。一方のイスラームは政教分離や国民国家の形成が不可能。西欧近代化した世界では苦しい状況。

  • リットン さん

    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教を中心に歴史をなぞってくれて、世界史の復習みたいになる。専門的な内容を知りたい人には物足りないかもしれないが、知識として、教養としてにはちょうどいい。本書にもあるが、日本人としての感覚や経験、学ぶことが、西洋的であって、世界においてそれが一般でないことがあるというのは本当にそうだなぁと感じる。改めて難しいなぁ。。。

  • ツヨシ244 さん

    特にユダヤ教とイスラム教の理解が薄く、世界情勢や歴史を正しく理解するために必要と思い、読み始めました。 著者のしっかりした下調べの下、一神教の成立から現代までが書かれている。 イスラム教過激派によるテロ事件や、ヒトラーによるユダヤ人の大量虐殺など事象は知っていても起こった理由が分からなかった。一神教の成立ちから理解することで、腑に落ちることが多かった。 結局、日本人が思った以上に宗教はこの世界を支配しており、日本が多神教で様々な宗教を吸収しながら生きているのはむしろ効率的とも思えた。

  • 波 環 さん

    語り下ろし。 半ばころに、著者が娘さんの入試の下見で私立大学の下見に行ったクリスチャンの学校のエピソードが挟まれるんですけど、カトリックかプロテスタントかわかんなかったんだよーなんて書いてるんだが、ここはツッこみ待ちですよね? 佐藤賢一が、そんなのわかんないわけないでしょ。

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佐藤賢一

1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木三十五賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞、23年『チャンバラ』で第18回中央公論文芸賞を受賞(

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