Books

風穴をあける学校 不登校生が通う特例校 草潤中が切り拓く子どもたちの未来

佐藤明彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788720183
ISBN 10 : 4788720183
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不登校児童生徒数の増加を受け、近年開校が相次いでいる不登校生のための学校「学びの多様化学校(旧:不登校特例校)」。この学校では、いわゆる「通常校」より少ない授業数によるカリキュラム編成が組まれるなど、不登校生に配慮した特別な教育が行われている。中でも、2021年に開校した岐阜市立草潤中学校は、そのカリキュラムや支援体制の独自性・柔軟性が注目を集め、開校以来、他自治体からの視察が絶えない。本書では、2025年度、開校4年目を迎えた同校の開校から現在までを徹底取材。これからの「学びの多様化学校」の可能性とともに、「誰一人取り残さない」学校教育を考える。

【著者紹介】
佐藤明彦 : 教育ジャーナリスト。1972年滋賀県大津市出身。大手出版社勤務を経てフリーの記者となり、2002年に編集プロダクション・株式会社コンテクストを設立。教育書の企画・編集に携わる傍ら、自身は教育分野の専門誌等に記事を寄稿。教員採用試験対策講座「ぷらすわん研修会」の事務局長。『月刊教員養成セミナー』元編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きゅー

    2021年4月、岐阜市に草潤中学校が開校した。公立による「学びの多様化学校」(旧:不登校特例校)として話題にのぼった。本書はこの学校を取材したルポとなる。草潤の特徴を一言でいえば、生徒が自ら学びを選択するということに尽きる。生徒が時間割を決め、どこで受けるか決める。他学年の授業を受けることも可能。こうした自由を支えるシステムと教員、地域住民の関わりが素晴らしい。そして、この学校が「子どもにとっての再チャレンジの場」なのではなく、「学校にとっての再チャレンジの場」だ、という京都大学の塩瀬氏の言葉も忘れ難い。

  • 林檎の葉

    私たち大人が、子どもたちに教育を受けさせる義務を守る手段にまだまだ固執しているんじゃないだろうかと思った。だから、学校に通わないことを不正解とする「不登校」という言葉が生まれたのではないかと。人が自分の力で生き方を選べるようになることが教育のゴールで、そのために教育があって、その手段として学校という場がある。▼草潤中のように、毎日登校する以外にも学びの場を提供する手段がもっと増えたらいい。▼もし自分が中学生のころに「みちる〜む」のような場があれば、おっかなびっくり参加したかもしれない。

  • てらぐっちー

    ★★★★☆ 子どもにとって何が1番か、未来を生きる子どもにどんな力が必要かをよく考えて作られた学校。固定概念を変えることが必要だとは思うけど、限られた時間、予算、人員で難しい部分もある。試行錯誤するためには、ゆとりが必要だと強く思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items